’90sスタイル再燃により価格高騰が著しい。 “フェード&クラッシュ”なリバースウィーブ。

雰囲気抜群の表情を持つ「フェード&クラッシュ」。そんなゆるイイ古着の中で、旬のひとつでもあるのがリバースウィーブ。10年前に比べてリバースウィーブの取引価格は2倍、3倍と高騰。その盛り上がりの背景には’90年代ブームの影響がある。カレッジものなど秀逸なデザインが豊富に揃うのも、価格高騰の要因の一つである。おすすめを厳選して紹介する。

1.’80年代のトリコネーム。

袖先やお腹のペンキ汚れから推測するに元の持ち主は絵描きなのではないだろうか? 一昔前なら敬遠されたダメージだが、現在では味として価値を高めている。1万7600円(ドラセナ下北沢店 TEL03-6450-9300)

2.’90年代の刺繍ネーム。

通常は左胸に目玉と呼ばれるチャンピオンロゴがデザインされるが、こちらは通称「目無し」と呼ばれるロゴなし。これを古着市場で探す人は多い。1万6000円(ステップアヘッド原宿2TEL03-6427-5150)

3.’70年代の単色ネーム。

フェードしたことによりグレー生地の身頃と袖とのトーンが異なっている。胸元には「SAUK RAPIDS INDIANS」の文字とウィングフットがプリントされる。3万2780円(デザートスノー 千葉 TEL043-225-9600)

4.全体的にクラッシュとフェードが入ったリバースウィーブ。

フード周りの細かい生地裂けなど、全体的にクラッシュとフェードが入ったリバースウィーブ。袖先に入ったホワイトのペンキもいい味を出している。’90年代の刺繍ネーム。2万8380円(ガソリン TEL03-6454-6310)

5.’90年代のロゴプリントリバースウィーブ。

鮮やかにフェードしたパープルのボディと、クラックの入った「LUTHER COLLEGE」のプリントは、古着好きが思わず反応するような良い風合いだ。’90年代の刺繍ネーム。1万3200円(ミスタークリーン TEL090-2206-1755)

6.’60年代のタタキネーム。

フードの首周りには大胆なカッティングが入っている。胸元には「MOTT BASEBALL」と染み込みプリントが施され、数字が入るカプセル部分は野球のボールと凝った作りだ。’60年代のタタキネーム。8万2500円(ドロップ TEL03-3463-6086)

7.リバースウィーブでも人気のカレッジデザイン。

ムラ感のあるフェードが入ったグリーンのボディカラーは、古着ならではのゆるい雰囲気を醸し出す。また胸元には「BRITTONROAD」のプリントが施されている。’70年代の単色ネーム。4万9800円(グリーフル原宿店 TEL03-6427-6039)

8.’70年代の単色タグ。

フードの首周りはV字型にカットオフ。ネイビーカラーも薄くフェードしておりエイジングの風合いは抜群だ。またイエローでデザインされた胸元のプリントも映えるポイントだ。’70年代の単色タグ。3万2780円(デザートスノー 千葉 TEL043-225-9600)

9.比較的珍しいバックプリントのリバースウィーブ。

リバースウィーブの中でも比較的珍しいのがバックプリント物。「MAMARONECK SOCCER」のプリントはニューヨーク州ママロネックにあるサッカーチームの物。’70年代の単色ネーム。4万3780円(デザートスノー 千葉 TEL043-225-9600)

10. 右腕のリブ先だけ切り裂かれたリバースウィーブ。

なぜか右腕のリブ先だけ千切り状に切り裂かれている。謎のダメージ具合だが、全体のフェード感の雰囲気も良いのでおすすめ。’80年代のトリコネーム。4万7000円(デザートスノー ガーデン店 TEL03-5761-6390)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【SETTLEMIER’S×2nd別注】メイドインポートランドの王道スタジャン登場

  • 2026.02.11

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! SETTLEMIER’S×2nd AWARD JACKET  1990年の創業以来、ポートランドの工場で今もなお地元...

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

【WorldWorkers×2nd別注】夏コーデの幅が広がる2色! 美シルエットのフレンチM-52ショーツ

  • 2026.02.10

これまで4色のバリエーションで展開してきた「World Workers(ワールド ワーカーズ)」のビーチコーデュロイショーツ。今回は落ち着いた色味のヴィンテージカーキと、爽やかさで洒脱なオレンジという新たな2色で再登場! シンプルで悩みがちな夏のコーディネイトに新たな選択肢を与えてくれる良色です。 ...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

Pick Up おすすめ記事

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

【Brown Brown×2nd別注】手のひらサイズの、ハンドペイントがま口ウォレット

  • 2026.02.13

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 大好評のハンドペイントがま口ウォレット。第3弾はとびきりアイビーなブルドッグペイント 発売のたびに好評を博している「...

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。