肩肘張らない雰囲気で、気軽に飲めるカクテルバー「BAR SHAKE(バーシェイク)」|東京・銀座

  • 2023.07.23

バーの世界では、ウイスキーをベースにしたカクテルの王道「オールドファッションド」で、そのバーの格式が決まるとされている。そこで美味しいオールドファッションを提供してくれるバーをピックアップ。銀座の数寄屋通りにある隠れ家的存在の銀座のオーセンティックバー「シェイク」。ウィスキー部門最優秀賞と全部門の頂点である最高峰カクテルに輝いた「玉響(たまゆら)」など名物が目白押しのこのお店もぜひ訪れてほしい。

銀座の地下に佇む オーセンティックバー。

カウンター越しにズラリと並ぶお酒の数々。ここから作り出すオリジナルカクテルの玉響は過去にウィスキー部門最優秀賞に輝いている

銀座駅を新橋方面に進み、線路から一本入ったところ、数寄屋通りにある隠れ家的存在の銀座のオーセンティックバーシェイク。このようにいうと敷居が高い、高級バーのようなイメージを持つかもしれないが、実際のところは10坪、14席のこじんまりとした温かみのある雰囲気が特徴の気軽に楽しめるバーとして人気を博している。

ダンディなマスターが佇む、落ち着いた心安らぐ空間にあるメニューはカクテルが中心となっており、初心者も安心な親しみやすい接客。中でもおすすめはハードシェイクでつくるカクテルで、お酒に気泡を入れることでまろやかになって飲みやすくなるそう。

店名の由来もそこからきているほどでお店の名物にもなっている。最初の一杯はカンパリソーダをいただき、後は好みで好きなお酒をいただく。それがこのお店の鉄板ルーティーン。他にも「2011サントリー ザ・カクテルアワード」にて、ウィスキー部門最優秀賞と全部門の頂点である最高峰カクテルに輝いた「玉響(たまゆら)」など名物が目白押しとなっている。

気品を感じさせながらもどこか落ち着いた佇まいの外観。お勧めでもある赤色のカンパリの看板がアクセント

気軽に飲めてしまう数寄屋通りの隠れ家。

店内はゆったりと寛げる落ち着いた空間。バーに慣れていない人でも楽しんでほしいという配慮が窺える。

お店の名物でもあるカンパリをモチーフにしたアートも飾ってある。

ノブ・ハイハラ氏による直筆サイン入りのアート。こういった内装が雰囲気を格上げする。

また店内にはこのようなボックス席もあるので、45人で訪れても対応が可能となっている。

こちらは1846年にスコットランドで創業した世界的ブランド、デュワーズ。バーテンダーからの支持も厚いスコッチだ。

飲む人の好みに合わせて調整。自由度の高さが魅力。

比較的厚めに切ったオレンジ、レモン、ライムが特徴。お勧めはオレンジを多めに潰すことだそう。後は砂糖を自分で溶かしながら変化を楽しみたい。

使用するウイスキーはオールドグランダッド。スタンダードなバーボンウイスキーで、癖が強すぎずバーボンの中では比較的飲みやすい部類に入る。

【レシピ】
オールドグランダッド 45ml
角砂糖 1
オンゴスチュラビターズ 2dash
ライム
レモン
オレンジ

合わせたいおつまみ

酸味の中に旨みが詰まった人気メニューのオリーブのパン粉揚げ。濃厚な味わいはおつまみにぴったり。ゆっくり味わいたい。

古田土雅行さん|「バーシェイク」オーナー。長きにわたり資生堂グループでバーテンダーを勤めた後、Bar Shakeを開店。日本バーテンダー協会理事も務めるスペシャリストで、著書も2冊出版している

厚岸NEW BORN FOUNDATIONS series

潮気を含んだ深い霧、清澄な空気、豊富な泥炭を含む北海道・厚岸の風土で生まれたウイスキー。2016年に蒸溜を開始し、未知なるジャパニーズウイスキーの風味を求め、この自然豊かな北の地で、日々熟成を進めている。あらゆる飲み方を楽しめるだけでなく、時間をかけてゆっくり飲むことで豊かな香りが花開く至高の逸品。

厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 1

バーボン樽で514カ月熟成したノンピートモルト原酒をバッティング。樽出し原酒に近い味わいで、アルコール度数は60度だ。

厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 2

厚岸蒸溜所初となるピーテッドタイプのウイスキー。海霧と風によってもたらされた塩味、柑橘類などの風味も感じられる逸品。

厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 3

地元北海道産のミズナラ材のみを使用した樽で熟成させたウイスキー。甘い香りにナツメグのようなスパイシーな香りも感じられる。

バーシェイクのグラス考。

ぐい飲みグラス

ウイスキーをダブルで飲む人には、このような大きめのぐい飲みグラスで提供している。カガミクリスタル社製。

ショットグラス

おもにウイスキーをシングルストレートで飲むためのショットグラス。こちらのもカガミクリスタル社の製品だ。

オールドファッションドグラス

ウイスキーを楽しみながら飲んでいただきたい、そんな想いがこもったグラス。同じくカガミクリスタル社製。

スニフターグラス

ウイスキーの香りを楽しめるスニフターグラス。別次元の美味しさになるので、グラス選びの重要さを感じられる。

タンブラーグラス

水割りやハイボールなどに使用するタンブラーグラス。こちらのお店が信頼を置くカガミクリスタル社のもの。

DATA
BAR SHAKE(バーシェイク)
東京都中央区銀座7-3-15 銀座西七会館B1F
TEL03-5568-1007
営業/平日18時~27時、土曜18時~23
休み/日祝日
http://www.barshake.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部