愛犬と一緒にキャンプへ行くなら、フルサイズのシェビーバン!

フォードエクスプローラー、ダッジバンと乗り継いできたフルサイズバン好きの有野由隆さんご夫妻。アメリカンフルサイズバンのベテランがチョイスするのは、愛犬と一緒に快適にキャンプや旅を楽しむために工夫されたシェビーバンの最終年式のコンバージョンモデルだ。

人も荷物もたっぷり積める、巨大サイズのファミリーカー。

有野由隆さん 有野正美さん|フォードエクスプローラー、ダッジバンと乗り継いできたフルサイズバン好きの有野さん。奥様の正美さんと愛犬のバディとルークと一緒にアウトドアや旅行を楽しんでいる

アメリカのフルサイズバンは日本の基準からすると全長全幅ともにかなり大きいのが特徴。当然車内にはたくさんの荷物や人を搭載することができ、ゆったりとした空間で快適な移動が可能だ。

そんな巨大なフルサイズのシェビーバンをファミリーカーとして使っているのが、千葉県在住の有野さんファミリーだ。

「我が家は犬がいるんで、一緒に出掛けるために大きなクルマが良かったんです。このクルマなら、人も荷物もたっぷり積めるので、キャンプの際にも気にせず荷物を持っていけますからね」

愛用しているのは、今から7年前に横浜のディーズクルーで購入した’95年式のシェビーバン・エクスプローラーコンバージョン。ちなみに全長は約5.2m、全幅は2m以上あり、決して扱いやすいサイズとはいえない。

シボレーコルベアバンの後継モデルとして1964年に登場したシェビーバン。1966年にシボレーエクスプレスにモデルチェンジを果たすため、1995年式はいわゆるシェビーバンの最後期のモデルとなる
こちらの個体はエクスプローラー社製のコンバージョンモデルで、側面の大きなウインドウが特徴
足周りは3インチロワードした上でスチールホイールとハーフキャップを組み合わせ、レトロなアメリカンバンの雰囲気に仕上げている

本来であれば二列目にはキャプテンシート(セパレートタイプの回転シート)が備わるのだが、愛犬が乗りやすいようにキャプテンシートを外して、三列目のベンチシートを二列目に移動。これで後部には広大なラゲッジスペースができ、キャンプ道具などを大量に運搬できるようになったそうだ。

「ラゲッジスペースはかなり広いので、荷物をすべてどければ大人2人が快適に車中泊できますし、自転車だって楽に詰めます。何より愛犬達と一緒に快適な旅ができるのがいいですね」

センターコンソールやメーターパネルにリアルウッドを多用した贅沢なインテリアはこの時代のコンバージョンモデルならではの特徴
三列目のベンチシートを愛犬のために二列目に移動。その後ろは車中泊もできる広大なラゲッジスペースとなっている
有野さんはアウトドアも大好きで、愛用のグッズはクルマに似合うウッディなものが多く、タープの脚も流木を加工したものを使っている。グッズを並べる棚は2×4材と足場板を組み合わせてDIYしたもの
赤いランタンはコールマンのヴィンテージだ

(出典/「Lightning2023年6月号 Vol.350」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。