’70sとヴィンテージハーレーのマリアージュ。
「中学生の時にハワイに行ったのですが、そこでハーレーの集団を見たんです。その圧倒的な雰囲気に魅了されて、“いつかハーレーに乗りたい!”と思ったんです」
と語るのは、先日、念願のヴィンテージショップ『グルービーデイズ』をオープンしたばかりの加藤さん。彼女は地元の名古屋では知られた存在のハーレー乗りだ。
「バイクだけでなくファッションも’70sが好きなんですが、それはデッドヘッズの叔母の影響なんです。それはショップにも反映されていて、そのテイストの古着やオリジナルをファミリーで楽しめるように子供服も充実させています。だから愛車のタンクにはグレイトフル・デッドのペイントを入れています。それが自分のルーツだし、今も大好きな世界観です」
スラリとした長身の加藤さんは、ハーレーがよく似合う。’70sテイストを匂わせながらも、全体をコンパクトかつスタイリッシュにまとめたセンスはお見事!
1966 HARLEY-DAVIDSON FLHのディテールを拝見!
小振りなヴィンテージタンクには、加藤さんが敬愛するグレイトフル・デッドのアイコンをプリント。どうしても入れたかったこだわりのグラフィック。
パンヘッドのクランクケースに新設計のシリンダーヘッドを組み合わせて生まれたのがアーリーショベル。キックペダルは’60sの純正。
ピースマークが施されたシッシーバーはヴィンテージのパーツ。フラワームーブメントに多大な影響を受けた加藤さんらしいセレクトだ。
’70sのチョッパーシートは、まるで模様のようなステッチワークが特徴的。ミッドコントロールなので座ると自然な位置にステップがある。
【DATA】
Groovy days
名古屋市西区上名古屋1-13-10 2F
営業/12:00〜18:00
休み/火・水曜
https://groovydaysonline.com/
Instagram:@__.groovydays
(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/A.Shimosaka 下坂明弘
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