今年買いの開襟シャツランキング!【フェローズの新作コレクション】

春夏の着こなしに欠かせないアイテムのひとつ、オープンカラーのシャツ。オープンカラーといえばアロハシャツが代表格といえるが、今年はアロハ以外にも注目が集まっているぞ。そこでアメリカン・ライフスタイルウエア・ブランドとして知られるフェローズの新作コレクションから、今年に押さえておきたい開襟シャツをランキング形式で紹介する!

第1位 歴史的作品を集めたウッドカット風の秀逸デザイン。

ゴーギャンのウッドカットと呼ばれる名作アロハをイメージソースとしたフェローズの最新作。コラージュの要素として使われているのはダビデ像やサモトラケのニケ、葛飾北斎から近年話題となった妖怪アマビエなど、アート作品に限らず様々なモチーフが盛り込まれている。そんな賑やかなデザインだからこそ、夏に着たくなる一枚と言えるだろう。1万7380円

様々なアート作品で埋め尽くされたプリント。レーヨン生地なので夏でも涼しく着られる
ボタンは虹色に輝く貝ボタンを採用している

個性的なカラーバリエーションにも注目!

第2位 涼しげな色合いは大人のリゾートによく似合うリーフ柄。

ネイビーのワントーンで描かれたリーフ柄のオープンカラーは、コットン素材なので扱いやすく爽やかに着られるのが特徴。インディゴ生地に抜染・着抜プリントを施しているため、着こむほどに褪色し味わい深い表情を生む。他にもドット柄やラハイナ柄など大人っぽいパターンがラインナップされる。1万6500円

葉の陰影もグラデーションで表現したリアルな雰囲気が大人っぽい印象に
ボタンはヴィンテージ感のある生成りの皿ボタンを採用

大人っぽいパターンのラインナップにも注目!

第3位 探していた人に朗報! 無地のオープンカラー。

探してみると意外と気に入ったモノがないのが無地のオープンカラー。レーヨン仕立てできれいなドレープが生まれるので、大きめのサイズを選んでゆったりと着たいところ。またカラーリングもやや日焼けしたようなフェード感のある色なので、古着好きにもオススメのアイテムだ。1万4300円

光沢感のあるレーヨン生地なので美しくドレープを際立たせてくれる
短めの襟なのも今の気分にピッタリ!

日焼けしたようなフェード感が魅力的なカラバリもチェック!

第4位 ワーク素材でカジュアルダウン! ひとクセある開襟はいかが?

エレガントな印象を打ち出すイタリアンカラーに、ワークシャツの代表格というべきシャンブレー生地を使った意欲作。カラバリも豊富で、コスパにも優れているため色違いで揃えても良さそうだ。1万3200円

ボタンを全部閉じると襟が水平になるため、通常の開襟と印象が異なるのが特徴
ボタンはやや大きめを採用している

思わず揃えたくなってしまうバリエーションを紹介!

第5位 あえてオヤジっぽいのが、いまの気分。この佇まいは古着でも入手困難!?

絶妙な中間色で構築したストライプ生地をイタリアンカラーのシャツに仕立てた“オヤジ感”のある一着は、編集部でも大注目。色褪せたジーンズやキャップと合わせて王道の着こなしを楽しみたい。1万5400円

トップボタンを開けることでイタリアンカラーらしいセクシーな胸元を演出
ボタンの縫い付けにもアクセントをプラス

他にも揃うイタリアンカラーに注目!

【問い合わせ】
フェローズ
TEL 03-5725-9577
https://www.pherrows.com

(出典/「Lightning 2022年5月号 Vol.337」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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