万能な「STYLE No.101 POSTMAN OXFORD」はレッドウィングが誇る名作。
1954年、「警察官、郵便配達員、駅員用の靴」として発売。制服を着て働く公務員用の靴、つまりサービスシューズだった。それが、USPS(アメリカの郵便局)で採用され、全米の郵便配達員が履くようになったことで“ポストマン・シューズ” という愛称で親しまれるようになった。フォーマルなシェイプ、上品な質感なのに雨に強いレザー、長時間歩いても疲れにくいソールの組み合わせが特徴で、現在でも発売時と変わらない姿で作られ続けている。4万2350円
革靴、ブーツ、スニーカーと“1足3役”をこなす万能靴。その実力をコーデで見てみよう!
一見何も特徴がないようにも思えるが、シャープなフォルムと光沢のある革の風合いには気品が感じられる。まさにアメリカという国家を影で支えてきたサービスシューズの証だ。このシンプルな見た目だからこそ、どんな服装にも合わせやすく、ビジネスシーンでも使うことができる。つまりオン/オフを問わずに履けるというわけだ。
革靴気分で上品に。
タイドアップしてジャケットにスラックスやチノパン、ジーンズなどを組み合わせたスタイルは、最近のビジネスシーンで多く見られるもの。革靴代わりに#101を合わせよう。
ブーツ気分でワイルドに。
革ジャンに軍パンというかなり硬派なスタイルは、弊誌読者ならエンジニアブーツを合わせることが多いはず。しかし、足元を#101にするだけで、上品さがプラスされるのだ。
スニーカー気分でスポーティに。
いま人気の上下スウェットのスポーティなスタイル。この足元にもなんと#101ならハマってしまう! 挿し色のソックスをスウェットパンツに被せて履くと、感度がさらにUP!
◆
ジャケットスタイルのビジネスシーンから休日のカジュアルシーンまでを網羅できる万能シューズ。さらに、こんな“革靴顔”なのに、長時間履いてもまったく苦にならず、雨にも強い。あらゆるシーンで活躍するのだ。こんな靴は他には見つからない。
【問い合わせ】
レッドウィング・ジャパン
TEL03-5791-3280
https://redwingheritage.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典「Lightning2022年3月号 Vol.335」)
Text/T.Miura 三浦正行 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎 Styling/T.Kaneda 金田太郎
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