今回は、「メガネはダブルブリッジもクラシカルな丸メガネも克服したので、次はどんなメガネに挑戦しようかな?」という長年メガネ男子の編集部最古参・ラーメン小池がお届け!
これだけは避けてきた丸メガネだけど、これはお爺ちゃんに見えない!
ここ最近、シーズンごとにメガネを買い替えている。というのも15年以上の付き合い(もはや仕事というより、プライベートな付き合いがほとんどだけど)であるメガネデザイナーの金子さんの存在が大きい。
金子さんの展開するブランド「ステディ」は昔からある何てことないメガネをそのデザインセンスで他にはないメガネへと昇華させる。かけていると、特にメガネに詳しい人に「それどこの?」と聞かれることが多い玄人受けするブランドである。
そんな「ステディ」の新作が発表されれば、必ずチェックに行くんだけど、当の金子さんはほとんど見せてくれない(笑)。今シーズンはこれだね、とおすすめを見せてくれるだけ。
というのも、ここ最近、私もモノ選びは自分のセンスではなく、他人(もちろん私のことをよく知っている人)が勧めるモノを選ぶようにしている。そうしないと、いっつも同じようなモノばかり買ってしまうから。
今回の金子さんの見立ては何とクラシカルなイチヤマ仕様の丸メガネじゃん。丸メガネをかけると自分のお爺ちゃんとまったく同じ顔になるので避けてきたデザインのひとつ。正直、さすがにクラシカルすぎるよと思ったけど、かけてみるとお爺ちゃんに見えない! ムフフと微笑む金子さんにしてやられた。
「ステディ」のSTD-68
これまでずっと丸メガネを敬遠してきたけど、この歳になって初挑戦。デザイナーの金子さんが自ら私のために選んでくれたんだから、断る理由ももちろんなく「新しい自分」に。初体験のイチヤマ仕様は軽くてこれまたうれしい。かけてみると思ったほどお爺ちゃんに見えず、ジェンダーレスで優等生に見えるデザイン。3万7800円
【問い合わせ】
ステディ
TEL03-5787-8371
http://www.steady-2011.com
(出典/「Lightning 2021年4月号 Vol.324」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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