超貴重! ゼロハリバートンの本社で眠っていたデッドストック。どんなものがある?

最近では、AirPods Proケースのケースが登場するなど、アタッシェケースや旅行用キャリーバッグだけでなく幅広くラインナップするゼロハリバートン。堅牢でセキュリティに優れたアルミニウムケースは、世界中で人気を博しているのはご存じの通り。

そのゼロハリバートンのアメリカ本社の倉庫に眠っていた希少なアーカイブが、昨年11月1日より日本で販売された。丸の内店 (TEL03-5220-5137)とGINZA-SIX店(TEL03-6264-5176)の2店舗のみで開催され、全アイテムMade in USA、入手困難な一点ものばかりとあって、商品が無くなり次第終了。

ということで、開催前にライトニングが取材した貴重なアーカイブの一部を改めて紹介しよう!

世界中のセレブリティやジェットセッターから愛され続けてきた。

まずは、ゼロハリバートンの歴史を振り返ってみよう。

「どんな環境にも対応できる鞄」をテーマに、あらゆる環境でケースの中身を保護する密閉性・強度・耐久性を兼ね備えるのが、ゼロハリバートンのプロダクツの特徴。その質実剛健な作りは、世界中のファンから支持されている。

1952年にゼロコーポレーション社の傘下に入ってブランド名がゼロハリバートンに変更されるが、この一葉は同社の’46年のファクトリーを撮影したもの。本来はジラルドメタルコーポレーションという名だった

航空機設計エンジニアの協力の下、アルミニウム合金を使った世界で初めての“鞄”は、アポロ計画にも採用され、実際に1969年にアポロ11号が月面着陸した際、月の石を地球に持ち帰るためのケースとして使われた。

そんなゼロハリバートンは、1938年に創業して以来、アタッシェケースや旅行用キャリーバッグなど数多くのモデルをリリースしてきた。アメリカ本社では、そのアーカイブの一部も倉庫に保管していたのだが、今回それらを日本で展示販売したというわけだ。

【1930年代】

1930年代にハリウッドで活躍した女優、マリーネ・ディートリッヒもゼロハリバートンの愛用者だった。

【1939年】

ちょうど飛行機が一般化し始めた時代、堅牢でセキュリティに優れるゼロハリバートンのアルミニウムケースは旅行用ケースとして話題を呼んだ。

【1940年代】

鉄道での旅にもゼロハリバートンが最適であると謳う、1940年代の広告。アルミニウム合金を「エアメタル」と名付けて打ち出している。

【1946年】

ブランドのアイコンだったダブルリブと呼ばれる2本ラインの装飾は、’46年頃に誕生。こちらは同年の広告ビジュアル。

【1947年】

ジェットセッターに向けて打ち出した’47年当時の広告。

世界中のセレブリティから人気を博したことが、当時のVOGUE誌の広告からも窺える。

【1969年】

アポロ11号が月面着陸した際、月の石を地球に持ち帰ることがミッションのひとつに設定されていた。それを確実に実行するため、ゼロハリバートンが使われた。

これが石を入れた実際の写真。地球に月の石が無事に到着したことで、ゼロハリバートンは世界中にその名を知らしめたのである。

アメリカ本社に眠っていたアーカイブの一部を紹介!

今回アメリカ本社から日本に送られてきた様々なモデルの中から、弊誌が気になったものを一部だがここで8つ紹介する。基本的には、全てデッドストックの未使用品だ。

1.P4-SI Casino Dealer Case

2000年頃に特注製作されたカジノディーラーケース。

PremierシリーズのA3サイズで、ゼロハリバートンのロゴが刻印されたポーカーチップなども全て付属する。

製造されていないワンタッチ開錠式ロックとナンバーロックの一体化したタイプ
チップのひとつひとつにしっかりとブランド ロゴが刻印されたスペシャルな逸品

2.P3-Titanium Attache Case

2002年頃に作られた、チタン素材の限定モデル。Premierシリーズをもとに、内装にはシリアルナンバーも施される。

3.Q4-PS Attache Case

レトロはメタルのハンドルとラッチを装備し、内部はホワイトレザー仕様というアタッシェケース。特にラッチは、創業当時と同じデザインとなっている。映画『007 慰めの報酬』で使われたモデル。2005年頃のもの。

4.E4-PB Attache Case

2003年頃に作られた、ポリッシュブルーのアタッシェケース。アルマイト加工を施した後に電解着色で色付けを行うため、発色の良さがこのモデルの大きな魅力となっている。説明書なども全て残る。

5.Late 1940s-Early 50s Halliburton Attache Case

ゼロハリバートンの前身であるハリバートン社時代のアルミアタッシェケース。

内装にはディープレッドの生地が施された優雅な逸品だ。レトロなラッチも当時ならではである。

ハリバートン社のロゴプレートが付く希少品で、1951年までのものと推測される。 ナンバーロックではなく鍵式で、当時の鍵も付属する
優雅なディープレッドの内張りで、ポケットには真鍮製のリングチェーンジッパーも装備する

6.S-Series Attache Case

2000年頃に作られた、特殊エンボス加工が施されたアタッシェケース。このような特別な仕様はかなりレアなディテールだ。

7.P4-Carbon Attache Case

2005年頃に作られたカーボンファイバー素材の特別なアタッシェケース。Premierシリーズをベースに内装にも本革を使った凝った仕様が魅力のモデルだ。

8.ZR-24-PG Zeroller 2 Wheels

日本未入荷のシャンパンゴールドが目を引く、24インチのアルミトローリー。埋め込み式の2Wheels仕様となっている。

◆

すでに店頭から姿を消しているかもしれないが、なかなかお目にかかれない貴重なラインナップ。購入はもちろん見るだけでも楽しめるこんな機会、またぜひ企画してほしいものだ。

【問い合わせ】
ゼロハリバートン カスタマーサービス 
TEL0120-729-007
http://www.zerohalliburton.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning 2021年1月号 Vol.321」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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