ロサンジェルスではもはや定番化!? 旧型オフ車のアーバンカスタム。

感度の高い都会派はオフロードカーに旧車をチョイスすることも珍しくない。でも、毎日のアシとして使うのが信条だから、旧車をベースにカスタムするのが鉄則。そのなかでも今注目なのは各部をアップデートしたアーバン仕様。旧いモデルなのに機能や見た目を現代的にモディファイするという、オリジナル派の旧車乗りとは違ったスタイルは、ロサンジェルスでも人気だ。

旧いモデルをモダンにアップデート。人気のアーリーブロンコ発見!

クラシックカーの見た目は好きなんだけど、そのスペックは物足りない。というクルマ好きも納得させることができるのがアメリカ車の懐の深さ。今でもアフターマーケットから多くのパーツが出ているので、アップデートも可能。ブロンコをメインにそんなカスタムを得意とする、カリフォルニアのショップ「ASC ブロンコ」で人気のカスタム車を見せてもらった。

1971 Ford Bronco(フォード・ブロンコ)

1966年に登場したフォード・ブロンコは、旧車乗りだけでなく、アーバンオフローダーにも人気車種。そのカワイイルックスや小回りの利くサイズで、最近では若い世代や女性にも人気。その都会仕様がこれ。

大径ホイールはスペアタイヤも同様なので、背面にセットするとかなり主張する。後方視界は大丈夫なのかと不安になるが、ここはスタイルを重視して装着する。

都会派に絶大な人気を誇るのがブラックアウトしたホイール。ホワイトレターのタイヤもあえて裏付け(レター部分が内側に来る装着方法)する小技も。

搭載されるエンジンはフォード製302V8(排気量約5000㏄)で、キャブレターではなく、インジェクションシステムにアップデートしているので扱いは簡単。

鉄板そのままのインパネ周りがいかにもクラシックカー。ここはノーマルの良さを活かして過度にカスタムしない。ただしシフトレバーはやる気仕様に換装している。

フォグランプを内蔵するショップオリジナルのウインチバンパーにあえてウインチを装着しないというのが最近のおしゃれだという。確かに精悍に見える。

大径ホイール&タイヤを収めるためにリフトアップした足周りを見てみるとまるで新車のような仕上がり。各部をレストア&アップデートするパーツは豊富だ。

1968 Ford Bronco(フォード・ブロンコ)

最近人気なのが機関、内装はアップデートして、外観はオリジナルのままというパティーナスタイル。ヤレた雰囲気ながら走りは凶暴という羊の皮を被った狼仕様である。

1971 Ford Bronco(フォード・ブロンコ)

1990年式のマスタングのエンジンに換装し、トランスミッションは4速マニュアルというスポーツカー仕様。ボディに入ったGTラインは伊達ではない。4WDのスタイルでスポーツ走行も可能。

1974 Ford Bronco

こちらはセレブの顧客も多いハイエンド仕様。ベースは旧いがすべての部分をアップデートすることで、性能は現代車両と変わらない。ここまでやると予算は15万ドル前後。

 

【DATA】
ASC Bronco
1816 Lincoln Blvd. Venice, CA 90291
TEL310-396-6341
http://david-bronco.squarespace.com

(出典/「Lightning 2019年6月号 Vol.302」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

「FIRST ARROW’s」秋の銀祭り。

  • 2026.10.10

ようやく暑さも和らいでオシャレが楽しめる秋の到来とともに、ファーストアローズから届いたこの秋にオススメのアイテムがコチラ。稲妻を模した「ライトニング」シリーズから定番品まで、お気に入りのアイテムとともに更なるスタイルアップを目指せ! Pendant メインとなるモチーフのチョイスはもちろん、単品なの...

憧れのアメリカンハウスに住む! 「SUNNY SPOT」の家づくりを徹底解剖

  • 2026.10.09

福岡・沖縄を拠点にアメリカンな家を作り続ける「サニースポット」。住む人のライフスタイル考慮しつつイメージする憧れの生活を実現する、そんなこだわりの家を手に入れたお宅を訪問! 広い土地を贅沢に使う、カリフォルニア風の平屋[ 石川邸 ] もともとアメリカンなものが好きだったという石川さん。家を作るに当た...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

憧れのアメリカンハウスに住む! 「SUNNY SPOT」の家づくりを徹底解剖

  • 2026.10.09

福岡・沖縄を拠点にアメリカンな家を作り続ける「サニースポット」。住む人のライフスタイル考慮しつつイメージする憧れの生活を実現する、そんなこだわりの家を手に入れたお宅を訪問! 広い土地を贅沢に使う、カリフォルニア風の平屋[ 石川邸 ] もともとアメリカンなものが好きだったという石川さん。家を作るに当た...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

「FIRST ARROW’s」秋の銀祭り。

  • 2026.10.10

ようやく暑さも和らいでオシャレが楽しめる秋の到来とともに、ファーストアローズから届いたこの秋にオススメのアイテムがコチラ。稲妻を模した「ライトニング」シリーズから定番品まで、お気に入りのアイテムとともに更なるスタイルアップを目指せ! Pendant メインとなるモチーフのチョイスはもちろん、単品なの...