春のアウターはこれで決まり! アメカジ好きにおすすめ“英国モノ”2選。

春はもうすぐそこ。新しいファッションに身を包みたくなったり、購買意欲がふつふつと湧いてきている人も多いのではないだろうか?

そこで紹介したいのが「英国モノ」。現在発売中のLightning本誌(2020年4月号)でも「ちょっぴりイギリス気分」と題し、英国モノを大特集しているが、アメリカモノとはまた違った佇まいの、英国スタイルの革ジャンとミリタリーウエアの2つをピックアップ! 春めく気分に見事フィットする「英国モノ」に注目だ。

1.シープスキンとワックスコットンの2大素材を使った、英国モノ「革ジャン」/【ADDICT CLOTHES(アディクトクローズ)】

シープスキンとワックスコットンは、どちらも英国を代表するマテリアルであり、牧羊産業や雨の多い風土と密接に関係する。そのため英国のヴィンテージライダースにもこれらの素材が多く使われている。

旧きよき英国ライダースを研究し、復刻している「アディクトクローズ」のプロダクツにも、もちろんこの2大マテリアルが多く採用されている。独自のレシピで作られたシープスキンはヴィンテージのような経年変化を狙って特注されているため、着こむほどに自分の身体に合わせて茶芯や艶といったエイジングが楽しめる。

またワックスコットンにおいても、ヴィンテージとは異なりオイル臭のしないワックスを使っているのも嬉しいポイント。しかも着こむほどにワックスが擦れ、光沢感のある表情に仕上がるのも特徴。どのプロダクツもヴィンテージの風合いをしっかりと残しつつ、現代の技術で作られた素材を使っているため、より快適に着られるのが「アディクトクローズ」の強みなのだ。

春にもハマる、素材感とデザインを有する英国スタイルの革ジャンは要チェックだ。

素材1.【シープスキン】

シープスキンは肉厚ながらも革の中に空気の層を含んでいる構造のため、保温性が高く、軽い着心地、さらに柔らかいという3拍子揃った特徴を持つ。また「アディクトクローズ」は茶芯のシープスキンも展開しているため、着込むほどにヴィンテージのような風合いを醸し出し艶感も増してくる。そんなシープスキンを使用したおすすめジャケットがこちら。

AD-01 CENTER-ZIP JACKET

ミニマルなデザインが美しいライダースは’60〜’70年代のモデルがモチーフ。ジッパーテープは褪色したカラーリングになっているため、革のエイジングが進むほどヴィンテージの風合いへと変化する。16万5000円

ジッパー形状や正方形のエンド部分はヴィンテージを忠実に再現したオリジナルのパーツを採用している

AD-10 BMC JACKET

英国のクラシカルなバイカージャケットをシープスキンで再構築した贅沢な一着。軽い着心地ながら、重厚感のある雰囲気が味わえる。ロングレングスのため様々な着こなしにもマッチする。22万円

素材2.【ワックスコットン】

生地表面にワックス加工を施し、防水・防風性を高めているワックスコットン。オイル臭が強いヴィンテージとは異なり、「アディクトクローズ」が採用している生地は匂いのしない現代の生地を採用。また着込むほどにワックスが擦れ表面に艶が生まれていくため、まるでレザーのような経年変化が楽しめる。そんなワックスコットンの魅力を感じられるジャケットがこちら。

ACVWX02 WAXED COTTON BMC JACKET

マックイーンが愛用していたことでも知られる’60年代の4ポケットのバイカージャケットを復刻。革巻きのバックルなど細部まで忠実に再現している。ライニングやインナーは上のAD-10と同じ仕様を踏襲。9万9000円

ライニングは上品なブルーベースのタータンチェック。また着脱式のインナーベストも付属するため3シーズン着用できる
首まわりと袖口にはコーデュロイを採用し ているため肌あたりも優しい。首元を開け たときのアクセントとしても有効

【問い合わせ】
アディクトクローズ東京
TEL03-5341-4767
アディクトクローズアーカイブス
TEL076-471-6656
http://addict-clothes.com

2.ファッション性の高いカモフラ柄が魅力の、英国モノ「ミリタリーウエア」/【Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)】

イギリスの洋服の魅力は何かと聞かれ、生地だと答えるファッション通は多い。それはミリタリー物にも当てはまり、特にカモフラージュ柄は、一般的なアメリカ軍のものとは異なり、どこか絵画のようなハンドペイント風のタッチのものが多いのが特徴だ。

中でもファン垂涎の存在が、第二次世界大戦期のSAS(Special Air Service=イギリス陸軍空挺部隊)のもの。ミリタリーの生地でありながら、現代の目線で見てもすごくファッション的で、ミリタリー特有の“重々しさ”があまり感じられないのが特徴といえる。

そんなSASカモフラージュを使ったプロダクツが、今春の「ナイジェル・ケーボン」の新作で登場する。いつもながら、ヴィンテージさながらの風合いを再現しつつ、特有の感度の高いアレンジが効いた仕上がりの注目作となっている。

白生地に複数の版を重ねて仕上げているのが特徴。染料染め、顔料染めを組み合わせ、さらに柄によってオーバーダイすることで、 奥行きのある色合いを再現している

イギリス陸軍特殊空挺部隊の特別なカモフラージュが蘇るウエアが勢ぞろい!

アノラック

山型ポケットが前身頃に施されただけのシンプルなアノラック。ざっくりと羽織るのもいいが裾のドローコードを絞って着用してもカッコイイ! 3万9600円

アトキンソンジャケット

ナイジェル・ケーボンを代表する機能的なアトキンソンジャケットをSAS迷彩でアレンジ。5万2800円

パンツ

両腿のアウトサイドに大きなパッチポケットが1つずつ施されたパンツは、同年代の米軍と異なり右バックポケットもあって使いやすい。左臀部にアノラックと同様のネームラベルが付く。3万5200円

【問い合わせ】
アウターリミッツ
TEL03-5413-6957
http://cabourn.jp

(出典/「Lightning 2020年4月号 Vol.312」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

Pick Up おすすめ記事

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...