ネイティブ柄とワークスタイルのマリアージュが楽しめる一着“ローンウルフ”。

どうも最近柄モノに弱い私。それぞれを合わせたらケンカしてしまいそうなのがタマに傷だけど、シャツやらジャケットやら柄モノを最近購入しがちである。無地ばかりをチョイスしていると正反対のモノが欲しくなるのか、柄モノを堂々と着こなせる年齢になったのかは知らないが、気分って変わるモノである。

「スティーブンソンオーバーオールズ」のローンウルフ

パッチポケットをあしらったシンプルなワークジャケットのデザインもネイティブ柄で仕上げることで、しっかりと主張してくれる1 着になるという好例。ありそうでなかった発想。4万3780円(トパンガ TEL03-6805-0870 http://www.soc-la.com)

そんな昨今の個人的な柄モノブームのなかで手に入れたのが「スティーブンソンオーバーオールズ」のローンウルフなるジャケット。

これはアメリカンカルチャーにおける柄の定番ともいえるネイティブ柄がなんといっても特徴。ネイティブアメリカンの伝統柄ならまだしも、オリジナルで柄を起こすとなると、これがまたセンスが重要になってくるもの。

柄のパターンや大きさ、それに配色など、ちょっとした違いで自分のなかでアリとナシが分かれやすい。そんな超個人的な、ある種偏ったものさしで見てもアリだと思わせてくれたのがこれだったってわけ。不思議なのは一見、派手に見えて敬遠されがちだけど、袖を通してみると、それほど派手にも見えず、真冬はコートのインナーとしてチラ見せするにもちょうどいい。

柄モノなので、極めてシンプルなデザインで仕上げているのも好印象。コイツは春先まで活躍してくれそうな予感。

モデルの良し悪しはさておき(笑)、着てみると単体で見たときほどの派手さはなく、しっくりとくるでしょ。ジャス
トサイズは36だけど、私はあえて38をちょっとゆったり目で着とります
ジャカード織りで表現されたネイティブ 柄に起毛をかけることで、柄のエッジを 柔らかにするひと手間がうれしい。ポケ ットの柄合わせも完璧な仕上がりだ
ボタンはヴィンテージのモルガンコイン を加工したコンチョタイプを使うという ぜいたくな仕様。ワークジャケットのデ ザインながら、高級感がしっかりとある

【問い合わせ】
トパンガ
TEL03-6805-0870
http://www.soc-la.com

(出典/「Lightning 2020年3月号 Vol.311」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

Pick Up おすすめ記事

今季の「Lee」はブランケット付きジャケットに注目せよ!

  • 2026.10.19

シグニチャーモデル「101」が101周年を迎えるなど、アメカジ好きに多くの話題を提供してくれるLee。そんなアメリカンデニムを代表する同ブランドの注目の新作は、ブランケットを携えたワークジャケットだ。普遍的なデザインと保温性に優れるという機能を備えるこの秋冬の相棒となる逸品を紹介する。 Leeのシグ...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...