ウエスコ創業者一族の名を冠した、 リミテッド・プロデュースモデルが登場!

大量生産に走ることなく、クオリティ最優先のたゆまぬ姿勢で旧くから多くのハードワーカー達に愛されてきた「WESCO」。そして創業101年目を迎えた今期、長い歴史の中で欠かすことの出来ない人物に感謝の意が込められた“Shoemaker Family Collection”をリリースした。発売直前に速報でお伝えしたが、今回は全3種類を紹介しよう。

▼速報記事はこちら。

※終了※とっても特別な「WESCOウエスコ」のブーツ誕生!2019年10月28日まで受注会を開催中!

※終了※とっても特別な「WESCOウエスコ」のブーツ誕生!2019年10月28日まで受注会を開催中!

2021年10月24日

創業101年目に相応しい、創業者ファミリーの名のブーツ。

1918年にジョン・ヘンリー・シューメイカーの手によって誕生したウエスコ。オレゴン州のスキャプースという自然豊かな田舎の小さな町に拠点を構え、今ではアメリカでも見つけることが難しくなったファミリービジネスを貫
き続けるこのブランドは、決して大量生産にシフトすることなく、品質を最優先する姿勢で今日まで多くの人々に愛されてきた。

そんなウエスコから、ブランド生誕100周年の一環として、長きにわたる歴史の中で欠くことのできない人物の名前を配した“シューメイカーファミリーコレクション”がリリースされた。シューメイカー一家のファミリーネームから名付けられたロバート・ウィリアム、ヘンドリック、ヨハネスの各モデルは、それぞれが創業者の息子(前社長)であったり、兄であったり、そして創業者自身であったりと、いずれかが欠けていたらウエスコブランドはこ
こまで成長していなかったと言える重要人物ばかり。

全モデルに創業者のポ ートレートを象ったこのシューズボックスと2つのフランネルダストバッグ、ダストクロスとクリ ーナーが付属

では、そのメモリアルな3つのブーツを紹介していこう。

1.ドレス感漂うローカットモデル。オールマイティーに使用可能。ROBERT WILLIAM【ロバート・ウィリアム】

3代目社長ロバート・シューメイカーの名前を冠した“ロバート・ウィリアム”。ローカットとしてはJ.Hクラシックスに続くモデルで、トゥ部分にメダリオンの穴飾りを施すなどウィングチップにアップデート。10万7800円(ツートーンは11万8800円)

ナチュラルエセックスレザーには同色の革紐が付属。

シューレースホールに取り付けられているアイレットも、それぞれのレザーカラーに合わせた特別仕様。

2.好みが選択可能な2 種類のレザー素材とトゥデザイン。HENDRIK【ヘンドリック】

創業者であるJ.H.シューメイカーの兄にあたり、一族を支え続けた“ヘンドリック” の名前を配したモデル。特徴は革素材とトゥキャップのデザインがそれぞれ2種類ずつあり好みを選べるところ。表面に100周年のロゴ刻印が入りプレミアム感も上々。14万800円

トゥキャップは2パターン展開。こちらはスタンダードの”Toe Cap”。

こちらはパンチングが入る”Dress Toe Cap”。レザーもホースハイドとナチュラルエセックスの2種類を展開。

3.WESCOとしては唯一のヒール一体型モデル。JOHANNES【ヨハネス】

ウエスコ創業者ジョン.H.シューメイカーは「ヨハネス.H.シューメイカー」という洗礼名を持って生まれた。その名前を配した“ヨハネス” は、かかと一体型のシンプルなルックスを持つ。100周年のロゴ刻印入りのレザーは、ナチュラルエセックスに加え、ブラックとブラウンのホースハイドをラインナップ。14万800円

カウンターを入れず、かかと部分を一体型にしたことでスッキリとした印象に。

標準装備されたレザーライニングが雰囲気を格上げする。

ブーツ自体も既存モデルをベースにアップデートを重ねて完成させた、ワークにもドレッシーにも使える至極の一足とあって、多方面から高い注目を浴びている。今シーズンのブーツラインナップに是非とも加えておきたい一足なのは間違いない。

▼ウエスコついてはこちらもチェック!

WESCO(ウエスコ)のブーツの種類にはどんなものがある? カスタムサンプルにも注目!

WESCO(ウエスコ)のブーツの種類にはどんなものがある? カスタムサンプルにも注目!

2022年12月12日

【問い合わせ】
WESCO JAPAN
TEL06-6783-6888
http://www.wescojapan.com

(出典/「Lightning 2019年12月号 Vol.308」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...