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創業101年目に相応しい、創業者ファミリーの名のブーツ。
1918年にジョン・ヘンリー・シューメイカーの手によって誕生したウエスコ。オレゴン州のスキャプースという自然豊かな田舎の小さな町に拠点を構え、今ではアメリカでも見つけることが難しくなったファミリービジネスを貫
き続けるこのブランドは、決して大量生産にシフトすることなく、品質を最優先する姿勢で今日まで多くの人々に愛されてきた。
そんなウエスコから、ブランド生誕100周年の一環として、長きにわたる歴史の中で欠くことのできない人物の名前を配した“シューメイカーファミリーコレクション”がリリースされた。シューメイカー一家のファミリーネームから名付けられたロバート・ウィリアム、ヘンドリック、ヨハネスの各モデルは、それぞれが創業者の息子(前社長)であったり、兄であったり、そして創業者自身であったりと、いずれかが欠けていたらウエスコブランドはこ
こまで成長していなかったと言える重要人物ばかり。
では、そのメモリアルな3つのブーツを紹介していこう。
1.ドレス感漂うローカットモデル。オールマイティーに使用可能。ROBERT WILLIAM【ロバート・ウィリアム】
3代目社長ロバート・シューメイカーの名前を冠した“ロバート・ウィリアム”。ローカットとしてはJ.Hクラシックスに続くモデルで、トゥ部分にメダリオンの穴飾りを施すなどウィングチップにアップデート。10万7800円(ツートーンは11万8800円)
ナチュラルエセックスレザーには同色の革紐が付属。
シューレースホールに取り付けられているアイレットも、それぞれのレザーカラーに合わせた特別仕様。
2.好みが選択可能な2 種類のレザー素材とトゥデザイン。HENDRIK【ヘンドリック】
創業者であるJ.H.シューメイカーの兄にあたり、一族を支え続けた“ヘンドリック” の名前を配したモデル。特徴は革素材とトゥキャップのデザインがそれぞれ2種類ずつあり好みを選べるところ。表面に100周年のロゴ刻印が入りプレミアム感も上々。14万800円
トゥキャップは2パターン展開。こちらはスタンダードの”Toe Cap”。
こちらはパンチングが入る”Dress Toe Cap”。レザーもホースハイドとナチュラルエセックスの2種類を展開。
3.WESCOとしては唯一のヒール一体型モデル。JOHANNES【ヨハネス】
ウエスコ創業者ジョン.H.シューメイカーは「ヨハネス.H.シューメイカー」という洗礼名を持って生まれた。その名前を配した“ヨハネス” は、かかと一体型のシンプルなルックスを持つ。100周年のロゴ刻印入りのレザーは、ナチュラルエセックスに加え、ブラックとブラウンのホースハイドをラインナップ。14万800円
カウンターを入れず、かかと部分を一体型にしたことでスッキリとした印象に。
標準装備されたレザーライニングが雰囲気を格上げする。
ブーツ自体も既存モデルをベースにアップデートを重ねて完成させた、ワークにもドレッシーにも使える至極の一足とあって、多方面から高い注目を浴びている。今シーズンのブーツラインナップに是非とも加えておきたい一足なのは間違いない。
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【問い合わせ】
WESCO JAPAN
TEL06-6783-6888
http://www.wescojapan.com
(出典/「Lightning 2019年12月号 Vol.308」)
Text&Photo/Y.Yoshio 吉田佳央
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