既存のキャンプ道具を、ミリタリーカスタムする!

10代でバイクにハマり、キャンプツーリング用のテントからアウトドア用品の収集がスタートしたというバリスティクス代表・塚原さん。一時期はテントだけで60張も所有するなど、収集癖があると自他共に認める。そんな塚原さんの愛用品は、ミリタリー物や男らしくもこなれたカスタム品が多い。特にここ数年流行っているシートなどの張り替えカスタムは、塚原さんが第一人者といえる。

バリスティクス代表・塚原学さん  1971年生まれ。栃木県出身。ミリタリーとアウトドアに特化したバリスティクスの代表。ギアに関しての造詣が深いスペシャリストだ

「もちろんメーカーさんが作っているものにケチをつけるつもりは毛頭ありません。自分もモノづくりをしているからこそ、生産性や価格などを考えると素晴らしいものだと思っています。ただ実際に使っていると、こうした方が自分のスタイルに合うなと思うことが多く、それならカスタムをしてしまおうと始めたのがきっかけです。それを欲しいと言ってくれる方々が増えて、商品になったという感じですね。

逆にヴィンテージのミリタリーものは基本的にカスタムしないですね。何十年も前のものなので、不満はありますが、それも楽しむものですから(笑)。ただローバーチェアに関しては、イメージはそのままに、より日本人向けのサイズ感で座りやすいように、設計から見直して再構築しました。新しくロータイプのローバーチェアも作ったのですが、その仕上がりにはとても満足しています」

国や時代に関係なく、 様々なランタンなどが 並んだアトリエの一角。 ここまで集めるとインテ リアとしても成立する

塚原さんのミリタリーなキャンプ用品を拝見!

ミリタリー&アウトドアアイテムのスペシャリストである塚原氏。愛用のキャンプ道具は、ブランドの世界観そのままに男心をくすぐるものばかり。既存のキャンプ用品にアイデア満点の魅力的なカスタムを施す達人の愛用品を拝見させてもらった。

Vintage Lantern

右はアメリカ軍に納入していたコールマン製のミリタリーランタンで1958年製。左はドイツのフュアハンドランタンで1920〜’30sのもの。どちらもキャンプで愛用中だ。

VINTAGE MILITARY STOVE

左がイギリス軍のハーロックで、右がアメリカ軍のコールマン製ストーブ。どちらも当時の純正ケースが付いている。しっかりと手入れをしているので、使用可能である。

U.S. ARMY MEDICAL TABLE

野戦病院で使われていたかなり珍しいロータイプのフォールディングテーブル。本などを読むために天板の角度を変えることができるギミックもおもしろい。スチール製なので火器類を載せて使用可。

U.S. ARMY MILITARY CUTLERY

米軍で使われていたメスキットパン(フライパン兼取り分け皿)は、100年以上前の物で決して使い易くはないが雰囲気重視で使っている。

BALLISTICS MULTI COVER

カセットのガス缶やペットボトル、某車用品店のオリジナルウェットティッシュなどに巻きつけるカバー。コーデュラナイロン製。各3132円

BALLISTICS KITCHEN PAPER CASE

アウトドアフィールドでも雰囲気を壊さず、中身を守ってくれるキッチンペーパーカバー。左はアメリカサイズ向
け。右/ 5292円、左/ 6372円

BALLISTICS MEISTER SHEET

カーミットチェア用のカスタムグッズも多数展開する。シート1万6956円、サイドボックス9612円、カップホルダー3888円、ショートエクステンション8964円

他にもラインナップは豊富。ミリタリー好きならば、キャンプ用品もミリタリー仕様にカスタムしてみてはいかがだろうか?

【問い合わせ】
バリスティクス
TEL03-5766-5615
http://www.ballistics.jp

※掲載情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2019年10月号」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

Pick Up おすすめ記事

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...