細部に職人技が宿る、「ステュディオ・ダ・ルチザン」40周年プロダクツの全容!

日本国内でこだわりのデニムを作り続ける「ステュディオ・ダ・ルチザン」。2019年に創業40周年を迎え、それを記念した新しい「ヘリテージ」シリーズを展開することとなった。そのこだわりのアプローチは職人工房の名に恥じない確かなプロダクツとなっている。

20世紀初頭に展開されていたデニムプロダクツがモチーフ

旧式の力織機による昔ながらの製法で、ヴィンテージデニムのように一本一本違った風合いを持つデニムプロダクツで知られる、ステュディオ・ダ・ルチザン。それは細部に至るまで、自らの仕事に一切の妥協を許さない熟練の職人たちの手仕事によるもの。そんな世界に誇る現在のジャパンデニム・カルチャーの礎を築いたブランドが、2019年に設立40周年を迎える。

20180215_3_01

そのアニバーサリーイヤーに相応しいデニムプロダクツは新たなゾーンへ突入。40周年を記念して始動した新しいプロダクツライン「ヘリテージ」シリーズは、1900年から’20年代の20世紀初頭に展開されていたデニムプロダクツがモチーフになっている。

’20年代に“ダンガリーズ”と呼ばれたビブオーバーオールをモーフにしたジーンズや、ワークウエアとしての側面が強かったワンポケットのデニムブラウス、ドレス要素の強いバンドカラーシャツの3種類のプロダクツをリリース。それぞれの素材にはジンバブエコットンのデニム生地を採用。どのモデルも「ヘリテージ」の名に恥じない、旧きよき時代のディテールが詰まっている。

’20年代のワークウエアの意匠を落とし込む【40thヘリテージジーンズ】

20180215_3_02
価格:W27~34、36/2万7864円、W38、40/3万240円

ダンガリーズと呼ばれたビブオーバーオールを基に、ビブ(胸当て)をカットして作られたジーンズを意識。ベルト帯を省いた意匠で、股上が深く、ヒップにゆとりを持たせた。

1900年代初頭のワークブラウスの名残を感じる【40thヘリテージデニムジャケット】

20180215_3_03
価格:3万240円

1900年代初頭の通称1stタイプと呼ばれるデニムブラウスを基にデザイン。13オンスのジンバブエコットン100%の耳付きデニム生地を採用。運針を細かく設定し、縫製カラーにベージュを使うことでアンティーク感を出しつつ、現代的シルエットに落とし込み、洗練された印象を持たせた。

小振りなバンドカラーがクラシックな印象に【40thヘリテージシャツ】

20180215_3_04
価格:1万9224円

20世紀初頭のバンドカラーシャツがモチーフ。小振りな襟が特徴でクラシックな印象を演出する。また裾周りはタックインを考慮したカッティングを採用。6.5オンスのジンバブエデニムに、ストーンバイオウォッシュ加工を施し、柔らかい素材感と着込んで痩せたデニムの風合いを再現。

【問い合わせ】
ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル
TEL06-6536-6328
http://www.dartisan.co.jp

※掲載情報は取材時のものです。

▼こちらの記事もおすすめ

【保存版】ジーンズの定番ブランド、おすすめコーデ、正しい洗い方まで徹底解説!

【保存版】ジーンズの定番ブランド、おすすめコーデ、正しい洗い方まで徹底解説!

2023年04月25日

【ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D’ARTISAN)の傑作ジーンズ】旧くて新しいスリムでゆとりある着用感。

【ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D’ARTISAN)の傑作ジーンズ】旧くて新しいスリムでゆとりある着用感。

2023年04月25日

(出典/「Lightning 2019年3月号 Vol.299

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

Pick Up おすすめ記事

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。