定番迷彩だからこそ活用したい! 今こそ「ウッドランド迷彩」とは?

ミリタリー由来のヘビーデューティギアを探すと、必ず見つかるのが迷彩モノ。その中でも定番といえるのが、’81年に米軍が採用したウッドランド迷彩。「ザ・ミリタリー」を地で行くこの存在感は、改めて見るとカッコいい。

アメリカ全軍が採用していたM81迷彩「ウッドランド迷彩」。

数多くの“柄”が存在するが、世の中で「迷彩柄」ほど受け入れられている柄はない。有名なデザイナーが生み出したわけでもなく、いわばアノニマスデザインともいえる迷彩柄は、リアルなミリタリーシーンだけでなく、ファッションの世界で多く使われている存在だ。

その迷彩柄の中でも一般的によく知られ、軍装品だけでなく、民間品の様々なプロダクツの柄にも使われているのが、1981年から2006年までアメリカ全軍が採用していたM81迷彩、別名ウッドランド迷彩である。その迷彩模様のルーツは、ERDL(米陸軍技術研究開発試験所)が開発し、’67年初頭に米軍が採用しERDL迷彩にある。そのパターンを拡大し模様の境界線を不規則に改めて、ハイコントラストの4色(サンド、ブラウン、グリーン、ブラック)で構成されたのがウッドランド迷彩なのだ。

そのウッドランド迷彩を使ったヘビーデューティギアでもっともメジャーなプロダクツといえば、やはりECWCS(拡張式寒冷地被服システム)の第一世代として開発されたコールドウェザーパーカー、通称ゴアテックスパーカであろう。防風・防水性に優れ、ファッションからモーターサイクルシーンまで幅広く着こなせるアイテムだ。

【ECWCS Gen.1 GORE-TEX® PARKA】ファッションから野外活動まで、実用度ナンバーワン!

037

M-65フィールドジャケットの後継モデルとして、’80年代に米軍が採用したゴアテックスパーカー。その第一世代のモデルは大振りなフードと、ナイロンライニングを装備。特にナイロンライニングがあることで、ゴアテックスシーム部分が擦れにくくダメージが及びにくい構造となる。

その最大の特徴はゴアテックスファブリックならではの「完全防水なのに蒸れない」こと。まさにシーンを選ばず使えるヘビーデューティギアなのだ。2万3544円(US 三軒茶屋 TEL03-57797908)

【ECWCS Gen.1 GORE-TEX® PANTS】バイク乗りに! セットアップで着こなせば、全天候対応の優れモノ。

036

ゴアテックスパーカーとセットで入手しておきたいのが、米軍で支給されていたゴアテックスパンツ。両サイドに裾からウエストまでオープンにできるジッパーを装備しているため脱ぎ履きしやすい。6264円(セカンドブーム TEL03-3462-1721)

状態の良いものが枯渇してきている現状を踏まえると、早々に手に入れておきたい迷彩。キレイ目アイテムと合わせたり、ミリタリーコーデにしなくともかっこよく着こなしてみてもらいたい。

▼ミリタリーファッションについてはこちらの記事もチェック!

全部本物! フライトジャケットからフィールドジャケットまで、ミリタリージャケット主要10種類を解説。

全部本物! フライトジャケットからフィールドジャケットまで、ミリタリージャケット主要10種類を解説。

2023年07月17日

(出典/「Lightning 2019年2月号 Vol.298」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...