エルク革の唯一無二のフィット感が病みつき!「革工房パーリィー」のバックパック。

稀少なエルク革を使い、革小物を作り出す唯一無二のブランド革工房パーリィーからエルク革を贅沢に使ったバックパックが登場する。柔らかく体にしっとりとなじむ新作に注目だ。

一度使ったら手放せないバックパックが完成!

20180620_lng23

「革工房パーリィー」の主力革といえば、北米や北ユーラシア大陸に生息する大鹿(エルク)の革。希少素材で、日本に輸入されている本物のエルク革の90%以上を、「パーリィー」が製品として加工しているそうだ。他の革と圧倒的に異なるのが、ふわっとしたカシミヤのような手触り。柔らかく滑らかな質感で、一度手にしたら他の革小物を使えなくなってしまったという声もよく聞く。

そんなエルク革を贅沢に使ったバックパックが登場。デザインは代表の白潟篤氏によるもので、大人の男性が使いやすいよう、余計な装飾やギミックは省き、見た目はあくまでシンプルデザインに仕上げている。

サイドにペットボトル、内側にはノートパソコンが入るポケットを装備。ショルダーストラップは幅広で、身体のラインに合わせてカーブしているため、背負ったときに身体に負担がないのもいい。何よりもエルク革ならではの柔らかさで、新品の状態で も身体にフィットする心地よさがたまらない。経年変化をしやすく、使い込むことで出てくるツヤとシボ感を楽しめるのも魅力だ。

細部までこだわり抜いたデザインがこれだ!

20180620_lng21

ハードユース必至のショルダーストラップは幅 広タイプ。2本のステッチを入れ強度を高くし、 デザインのアクセントにもなっている。

20180620_lng20

牛革にロゴを刻印したタグを配置。ファスナーのハンドルと同色のブラウンで、ネイビーボディに映えている。

20180620_lng19

革がやわらかいためファスナーを開けると中がとても見やすい状態に。またMacBookがすっぽりと入る内ポケットも付いている。

20180620_lng18

内側には革製のロゴパッチを設置。普段見えないところにさりげなく配置するところが上品だ。イエローの裏地との相性もよい。

実際に使いながら何度も試作を重ね、ようやく完成した至極のバックパック。デイリー使用はもちろん、旅の相棒にもなる使い勝手のよさもおすすめしたい理由のひとつだ。ネイビーとブラックの2 色展開で、価格は7万8840円。2018年7月初旬より発売開始なので、エルク革ファンはもちろん、まだエルク革の魅力を知らない人に使って欲しい逸品だ。

【問い合わせ】
革工房パーリィー
TEL03-3920-3850
http://shop-parley.com/

(出典:『Lightning2018年7月Vol.291』)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...