愛車をフルカスタマイズ。森山直太朗流『バンライフ』を拝見!

日本を代表するシンガーソングライターであり、その普遍的な詩と唯一無二の声で幅広い年代層から支持されている森山直太朗さん。愛車は近年、世界中で盛り上がっているフォルクスワーゲン・ヴァナゴンのウエストファリア。でも街で走っているヴァナゴンとは、一味も二味も違う雰囲気。実はコレ、何年も掛けた渾身の、フルカスタマイズカーなのだ。

幼少期からいつか乗りたいと思っていたヴァナゴン。

「祖父がサンフランシスコ生まれの日系人で、ジャズバンドをしているハイカラな人だったので、アメリカのキャンパーなどを昔から持っていたんです。幼少期にキャンパーに憧れて、ちょうど中学生の時くらいにこのヴァナゴンのキャンパー仕様であるウエストファリアがリアルタイムで販売されていたんですね。それでいつか乗ろうとずっと心のなかで思っていました。でも自分のライフスタイルにキャンパーが本当に合うのか? という疑問があったので、ヴァナゴンを買う前に3年くらいメルセデスベンツのキャンパーでシミュレーションを重ねました(笑)。それで自分の中でゴーサインが出たので購入に至ったんです」

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ベースになったのは1989年製のフォルクスワーゲン・ヴァナゴンのウエストファリア。無骨なグリーンにオールペイント。ポップアップテントも外装のカラーリングに合わせたそう。どこかかわいらしいサウスアフリカンフェイスも◎

このヴァナゴンでいつか全国ツアーをするのが夢。

「たまにはキャンプに行きますが、基本は街乗り。大自然の中にわざわざ行かなくても、広い駐車場でポップアップテントを開けて、ゆっくりと時間を過ごすくらいで自分は十分なんですよね。移動できる自分のプライベートな空間ってそれだけで贅沢じゃないですか。個人的にはこれに乗って、いつか全国ツアーをしてみたいです」

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細部までこだわり抜いた渾身のカスタマイズ!

森山さんのヴァナゴンは、内装、外装含めてすべてフルカスタマイズを施している。このヴァナゴンが持っている本来の魅力を活かしながら、自分の感覚で新しいもの、見たことないものを作ったのだという。そんなこだわり抜いた特注箇所は、もはや数えられないレベルに!

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フロントマスクはサウスアフリカンスタイルに。大振りなバンパーもカリフォルニアのカスタムパーツブランド「GO WESTY(ゴーウェスティ)」のもの。

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ハンドルはクラシックな雰囲気のナルディ。純正よりも小ぶりなものをチョイスした。

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森山さんの使い勝手がいいように内装はフルカスタマイズ。普段の生活ではあまりキッチンは使わないので、ユニフレームのバーナーに変更。

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ヴァナゴン製作は自分の創作活動の原点だった。

今年でメジャーデビュー15周年の森山さん。長年活動している中で、自分をもう一度見直そうと昨年秋から半年間ほど活動を小休止している。そんな時にこのヴァナゴンを製作していたという。

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「自分でアイデアを考えてはプレゼンして、また持ち帰って、構想を練り上げて……。そんな時フッと、これって自分がデビューした頃は、こうだったよなと思ったんですよね。今が決して手を抜いているわけではありませんが(笑)、このヴァナゴン製作は自分の原点に立ち戻れた貴重な体験でした」。

まるでアメリカのキャンパーのような雰囲気に仕上がったインテリアがお見事。随所にしゃれたアンティークが置かれ、いい雰囲気を醸し出している。そんな森山さんは仕事の合間に少し考え事をしたり、リラックスしたりと自由気ままなバンライフを満喫している。

●森山直太朗
シンガーソングライター。新曲「絶対、大丈夫」配信中。9月14日より劇場公演「あの城」を開催。詳しくは森山直太朗オフィシャルサイトへ。http://naotaro.com/

(出典:『Lightning 2017年9月号 Vol.281』)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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