まずはスケッチから! 世界にひとつだけの特製D.I.Y.デスク
ある日、友人からデスクを作って欲しいと頼まれたロック岩切。今回はその制作過程を追うことに。まず彼がスケッチしたのは、奥行き1200mm、幅2700mm、高さ728mmのデスク。アメリカから仕入れた建築雑貨や用具を使った、展示台や作業台にも使える広さの特製D.I.Y.デスクだ。さあ、ここからどう形にしていくのか?
イメージを膨らませながら材料を調達!
スケッチが終わったロック岩切、さっそくデスクを構成する材料の調達に取りかかった。まず目をつけたのが、ガレージの雰囲気にピッタリはまるワークライト。ダイヤモンドプレートで作られたランプシェードが工業製品らしい武骨さを放つ。電源は家庭用コンセントから使用するので、面倒な配線工事の必要はなし。こいつは使えそうだ!
お次は、デスクの足周り部分。「この無垢で乾いた雰囲気がいい」とロック岩切がチョイスしたのは、様々な用途に使える“バローブランド”の木製作業台。今回のデスクはこれを流用して、インダストリアルな鉄パイプに作業用のワークライトを取り付けるという。ちなみにこのブランドは、1960年代からアメリカ西海岸で作業台をハンドメイドで作り続けている。焼印されたロバのブランドマークがカリフォルニアな感じっス。
作業台に載せる材木を選ぶ。「作業台が無垢な木材だから、同じトーンが無難かな? でも色を変えてツートンにしても面白いかも……。いっそのこと全部を塗装してしまうか? いやバーナーで炙って焦げ目をつけてもかっこいいかも……」。……と、悩みは尽きない様子(笑)
次にロック岩切が目を付けたのが、ショールームで販売中のドボドボシャワー。サーファーズハウスに欠かせない逸品で、サーファーが海から上がって水浴びするときに使用する外部シャワーだ。え、デスクにシャワー!? と思いきや……。「この水道管の質感、いいなぁ。ワークライトを吊るすパイプにもってこいだね!」。
なるほど! こんなふうに、インダストリアル製品を本来の用途ではない方法で使ってみるのもアリ。インダストリアル感満載の水道管はマルチに使える逸品なのだ。
ロック岩切がチョイスしたデスク用のパーツたち。バローブランドの作業台は丈夫な作りとなっており、2脚でなんと900kg以上の加重に耐えられる。作業台はもちろん、インテリアとして、また即席のガーデンテーブルとしても活躍するのだ。
一方のワークライトはアメリカの住宅リフォームや建築資材などを取り扱う小売チェーンである「ホーム・デポ」でも人気のアイテム。40型 3波長形蛍光ランプ2本を使用するので抜群の明るさを誇る!
本日のお会計・・・・
バローブランドの木製作業台7500円
ワークライト9860円(すべてカリフォルニア工務店)
果たしてその完成品はどうなるのか? ……後編に続く!
カリフォルニア工務店公式サイト/http://www.cal-co.jp/
関連する記事
-
- 2024.11.20
「お洒落だな〜」と感じるインテリアになるポップアート12選。