部屋を観葉植物でおしゃれに見せる! グリーンインテリア専門店のおすすめ4選。

いま、暮らしの空間に植物を取り入れたグリーンインテリアが人気だ。日々の暮らしに植物があるだけで心に平穏が訪れ、四季を感じることもできる。グリーンインテリアとして観葉植物は以前から人気だが、最近では多肉植物や塊根植物など、少しいびつでユニークな形をした植物も多くある。そこで、自分に合いそうな植物を探しに専門店を訪れてみてはいかがだろうか。人気の植物はもちろん、レアな植物も扱う個性的なお店を紹介しよう。

▼こちらもおすすめ

塊根植物、アガベ、ユーフォルビアなど男らしい植物が大人気!人気品種や鉢、植え替え方法、ショップを紹介。

塊根植物、アガベ、ユーフォルビアなど男らしい植物が大人気!人気品種や鉢、植え替え方法、ショップを紹介。

2023年07月04日

1. 植物×コーヒー×バイクのライフスタイルを提案。

世界10店舗に出店する、世界的なプラントアーティストの川本諭さんが手がける「グリーンフィンガーズ」。川本さんの個性や時代性を汲んだ気分がより強く反映される実験的なショップだ。現在のコンセプトはずばり「プランツ×コーヒー×バイク」。

プランツを中心としたライフスタイルを提案する川本さんにとって、ショップはただプランツを購入するために存在するのではなく、空気感を含めて楽しんでもらえるおもてなしの場として存在してほしい。そんな想いを込めることで、カフェ的な機能や都会での生活を彩るバイクを取り入れた店作りとなっている。主力として販売するバイクは、アメリカのメーカー「ライナス」のもの。ヨーロッパのクラシカルなデザインを踏襲しながら日々の街乗りにふさわしい。

【DATA】
GREEN FINGERS GF COFFEE & BIKE
東京都世田谷区三軒茶屋1-13-5-1F
TEL03-6450-9541
12時〜20時
水曜休
https://www.greenfingers.jp/

2. 塊根植物の第一人者が手がけた専門店。

“塊根植物” はアフリカなどを原産とした多肉植物の一種で、個性的な幹(根)が特徴。そんな塊根植物の第一人者として知られる横町健氏が手掛けた「BOTANIZE」は希少な塊根植物が数えきれないほど並ぶ。

愛くるしくも独特なカタチだけに難易度が高そうなイメージを持つ人もいるもしれないが、購入時には横町氏をはじめスタッフたちが愛情たっぷりにレクチャーしてくれるから安心して購入できるのも嬉しいところ。人気の高い鉢などもセレクトしているので、ぜひチェックしておきたい。

マンションの一室をリノベーションした店舗。白と黒のタイルでデザインされた内装は横町さんらしいセンスのいい空間に。ベランダに置かれた冬型の塊根植物は、日本の気候でも育てやすいのが特徴なのだとか

【DATA】
BOTANIZE / BOTANIZE &D
東京都渋谷区猿楽町2-3 コーポ天城503
TEL03-6277-5580
12 〜19 時
火曜休
https://botanize.jp/

3. まるで植物のテーマパークのような店。

東京のトレンドスポットとなった二子玉川から車で15分ほど走ると見えてくる「ソルソファーム」は、広大な敷地の中にみっしりとグリーンを展示&販売している、その名の通り“ファーム” のようなボタニカルショップ。土日と祝日しか営業していないにもかかわらず、日本全国からボタニカル好きが訪れる聖地のような存在になっている。

掲げるコンセプトは「植物のテーマパーク」。通常の園芸店とは違い、世界中から一点モノのグリーンを中心に厳選して集め、インドア、アウトドア、多肉&サボテンと植物の種類ごとに3つのコーナーを設けることで、ショップ全体を通してワクワク感に満ちた楽しみを提供。この世界観はまさにプロが作る圧巻のレベルだ。

ソルソファームがプロデュースする国内メーカーのものからアメリカからお洒落なインポートものまで、テラリウム用のガラス容器は常時10〜15種類をラインナップ。価格帯は700円〜2万円くらい

【DATA】
SOLSO FARM
神奈川県川崎市宮前区野川3414
TEL044-740-3770
10時〜17時
土日祝のみ営業
http://solso.jp/

4. 人気グリーンスタイリストが提案するディスプレイ。

その名の通り、巨大なジョーロの看板が目印となる自由ヶ丘の老舗プラントショップ、ブリキのジョーロ。60種類前後の切り花や、オーストラリアやアフリカ発の珍しいグリーンを常備し、他ではなかなかお目にかかれないレアな多肉植物やサボテンなども揃う。

ブリキのジョーロの店内において、多種多様な植物の魅力を際立たせているのがアレンジ用の小物類

さらに植物をインテリアとして楽しめる粋な雑貨も多数用意。実際に様々なディスプレイやアレンジ方法を提案してくれているため、店内外を観て回るだけでも参考になるはず。それらをメインで手がけているのは、グリーンスタイリストとしても活躍するオーナーの勝地末子さん。今までにも数々の植物本の著者や監修も務めており、『はじめてのテラリウム』を発売中。そちらも必見だ。

ユニークなプランターはもちろん、ヴィンテージの瓶や小物入れ、大きな流木なども仕入れているため、アイデア次第で様々なディスプレイが楽しむことができる。もちろん組み合わせや使い方は自由。テラリウム用の実や苔なども多数あり

【DATA】
Buriki no Zyoro
東京都目黒区自由が丘 3-6-15
TEL03-3724-1187
10時〜19時
無休
https://www.buriki.jp/

(出典/「別冊Lightning Vol.154 GREEN INTERIOR グリーン・インテリア」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...