映画にファッション、健康……常に感度の高い美容師がやってる3つのこと|「CALM」迫田 徹さん

サロンワークのために、デザインワークのために“できる美容師”が行っている毎日習慣をチェック! 様々なカルチャーからインプットしたものをヘアスタイルにアウトプットする「CALM」迫田 徹さんの感性の素に迫る。

映画で描かれる新旧の時代の感覚を学ぶことができる

「CALM」迫田 徹(さこだとおる)|『カーム』 店長。1984年9月19日生まれ。鹿児島県出身。山野美容専門学校卒業

音楽・アート・ファッション、さまざまなカルチャーに精通し、個性的なヘアスタイルをクリエイションする迫田さんの感度の秘密は“映画”なのだそう。

「父親が映画好きで、子どもの頃から一緒に観ていたことがキッカケだと思います。大人になってもいちばんの趣味は映画鑑賞ですから。映画から学ぶことはとても多いですね。ファッション、音楽、ヘアスタイルやメイクまで、映画で描かれる新旧の時代の感覚を学ぶことができます。

僕は人間の内面を描き出すミステリーやサスペンスものが好き。最近観てよかった映画は、フランソワ・オゾン監督の『わたしがやりました』(2023年/フランス)。1930年代のパリが舞台、登場人物のヘアやファッションだけでなく、インテリアもおしゃれで見応えのある作品でしたね。映画には世相が反映されることも多く、お客さまとの会話にも生かされますよ」

迫田さんのスタイル。ナチュラルからハードまで、個性を引き出すオリジナルのスタイルづくりを得意とする。お客さま男女比は6対4。男性からの支持が高い

【毎日習慣①】映画鑑賞を通しておしゃれ感度を高める

「昔から映画が好きで、今もいちばんの趣味が映画鑑賞。 月2〜3回は必ず映画館に観に行くし、自宅ではサブスクやDVDで映画を観ています。観たい映画はたくさんあるのですが、仕事が忙しいためアプリを使い、映画館で観る映画、サブスクで観る映画と選別するようにしています。

昔から、映画の登場人物のヘアスタイルやファッションに影響を受けて私生活に取り入れていたので、それがそのまま仕事に生かされている感じですね。作品づくりのイメージソースにしたり、サロンワークのインスピレーションとして生かしていますよ」

【毎日習慣②】次の日に着る服を前の晩に決める

「本来、新しく買った洋服を次の日に着るために始めた習慣。お酒を飲みながら、手持ちのアイテムと合わせていちばんビビッとくる組み合わせを見つけだすファッションショーを鏡の前で行うのが何より楽しいんです。コーディネートのテーマとして、次の日に会う人やシーンに合わせたり、撮影のある日はモデルさんの衣装とテンションを合わせていくこともありますよ」

【毎日習慣③】毎朝のスイカジュース、毎晩の納豆

「以前から、健康のために毎晩納豆を食べていたのですが、それに加え、お客さまに勧められて始めたのが毎朝のスイカジュース。納豆と同じく健康・美容に効果的な成分が豊富で美肌やシミ予防になる抗酸化物質が含まれるため、アンチエイジングとして飲んでいます。お客さまの前では年齢不詳、いつまでも老けない“ヴァンパイア美容師”でいたいので、若々しくいるためにできる努力はしていきたいですからね」

(出典:「PREPPY 2024年1月号」)

この記事を書いた人
PREPPY 編集部
この記事を書いた人

PREPPY 編集部

美容のプロのための業界誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド情報メディア。美容師のデザイン力、接客術、スタッフ教育からサロン運営に至るまで、サロンワークに今すぐ役立つ情報が満載。毎号人気美容師が旬のテクニックをご紹介。売れっ子美容師になるためのヒントがいっぱいです。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

Pick Up おすすめ記事

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...