HONDA・CL250はダートもイケる? カスタムの幅を感じさせる1台【NAC2023展示車両その4】

2023年9月16日(土)~18日(月・祝日)の3日間、群馬県利根郡みなかみ町水上高原リゾート200 ゴルフコースにて開催された、『New Acoustic Camp 2023 〜わらう、うたう、たべる、ねっころがる。〜』(以下、ニューアコ)。今年のニューアコでも、我ら『タンデムスタイル』がバイクエリアをプロデュース。話題のニューモデル展示や、バランスゲーム、来場者プレゼントなど、見どころいっぱいのブースで来場者を楽しませたぞ。その中でも大人気だった、バイクエリア展示車両をご紹介。【全6車種】

HONDA・CL250

ニューアコの“バイクエリア”で展示されたホンダ・CL250。最近流行りの“ストリート系スクランブラー”の特徴を多く持つ1台だ。スクランブラーは、オフロード走破性を高めるために一から作られたオフロードモデルとは違って、ロードモデルをベースにオフロード走破性を高めるために、作られた車両だ。

このCLだと、たとえばサスペンションのストローク量はフロントが150㎜、リヤのアクスルトラベルは145㎜。ハンドルの幅は広く設計され立ち乗りもサマになりやすく、フラットなダートや林道くらいなら何のその。最低地上高は165㎜あり、多少の段差や軽いガレ場なら臆することなく進めるだろう。都会的な雰囲気をまといつつ、“ちょいワイルド”なところも、好きな人にはたまらないバイクなのだ。

バイクに詳しくない人にとっては“アスファルトを走る以外にも、バイクってこんな土の上も走れちゃうの?”とギャップを感じる部分もあったようだが、3日間の野外フェスでもどことなくクラシカルなスタイルで人気を集めていたぞ。

どんなバイク?

高い人気を誇るレブル250と共通パーツを多く持つCL250。レブル250をベースとし、エンジンも4ストローク水冷DOHC4バルブ単気筒を採用しているが、カムシャフト部分はCRF250Lのモノを転用し、より低中回転域のトルクを出してストリートでの使いやすさを強めた設定にするなど、CL250“らしさ”を造るこだわりは随所にある。

たとえばメインフレームはレブル250と共通だが、シート周辺のサブフレームは専用設計となっていたり、レブル250は前後16インチホイールだけど、CL250はフロント19・リヤ17インチと車輪も大きい。ストリートから郊外まで、ヒラリと気軽に駆け抜けられるフットワークの軽さが強調されている1台なのだ。

ディティールは?

CBR250Rで誕生しCRF250L、レブル250と受け継がれた単気筒エンジン。CRF250Lのカムや専用吸気ダクトで低中速トルクを豊かにした
レブル250はインチバーだったが、CL250はミリバーに変更され、スクランブラーらしく幅も広い。ガソリンタンクの給油口はエアプレーンタイプになる
フロントのキャストホイールの外径は19インチ。フロントブレーキはφ310㎜ローターと2ポットキャリパーの組み合わせ。サスストロークは150㎜だ
メインキーの場所はレブル250と同じ車体左側。フレームはレブル250と共有しながらも、キャスターは37度・トレールは108㎜と異なっている
テールランプとウインカーはユニット化されフェンダーにマウントされているので、カスタムがしやすそう。長円形のテールランプの光源はLEDだ

ちなみにCLシリーズとして、パラレルツインエンジン471㏄のCL500もラインナップされている。こちらは大型二輪免許が必要なので、CLシリーズでステップアップしたい人はチャレンジしてみよう。さてニューアコの会場の様子をもっと知りたい場合はぜひタンデムスタイルWEBサイトをチェックしてね!

HONDA・CL250のスペック

全長×全幅×全高
2,175×830×1,135(㎜)
軸間距離
1,485㎜
シート高
790㎜
車両重量
172㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249㎤
最高出力
18kW(24㎰)/8,500rpm
最大トルク
23N・m(2.3㎏f・m)/6,250rpm
燃料タンク容量
12ℓ
燃費(WMTC)
34.9㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=110/80-19・R=150/70-17
価格
62万1,500円

HONDA CL250 製品ページ

 

【おまけ】HONDA CL250 カスタムモデル

過去に発表されたカスタムの実例をご紹介。アップフロントフェンダーにヘッドライトバイザー、そしてハンドガードを装着している。ポリプロピレン製の、より“オフっぽい”外装によって転んでも割れにくいタフな1台に仕上げられている。ブラウンのシートはCL250純正アクセサリーのフラットシートで、ノーマルよりも着座位置が少し高くなる。

ここで紹介しきれなかったCL250の画像はコチラでチェック!

 

【問い合わせ】
Hondaお客様相談センター
0120-086819
https://www.honda.co.jp/motor/

※情報は取材当時のものです。

(タンデムスタイルWEB「車両インプレ・解説 HONDA・CL250」より。一部加筆修正を行なっています)

この記事を書いた人
タンデムスタイル編集部
この記事を書いた人

タンデムスタイル編集部

初心者にも優しいバイクの指南書

バイクビギナーがもっとも知りたい、ハウツーや楽しいバイクライフの提案がつまったバイク雑誌。タイトルの"タンデム"は本来"2人乗り"の意味だが、"読者と編集部をつなぐ"、"読者同士の輪が広がる"といった意味が込められているぞ。バイク選び、ライディングギア選び、ツーリング、メンテナンス情報のほか、チャレンジ企画も大好評!
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

Pick Up おすすめ記事

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...