シンプルだからこそこだわりたい、そんな思いが詰まった普遍的なスタイル。
気兼ねなく毎日のように着用し、とにかくラクなものが好きという辻田氏。デニムパンツとシャンブレーシャツ、スウェットのセットアップなど、シンプルでベーシックなアイテム選びとそのスタイルは昔から変わらない。気に入ったものをずっと使い続け、いつの間にか身体に馴染んでいるモノ。彼の身の回りには丈夫で普遍的なアイテムが揃っている。
辻田幹晴さんの愛用品を紹介。
定番として作り続けているシンプルなシャンブレーシャツ。ヴィンテージのディテールを再現し、ダブルステッチ、巻縫い仕様でパッカリングが出やすいのが特徴だ。
クルマ好きとしても知られ、数々の愛車遍歴を持つ辻田氏。最近のお気に入りは、V8ツインターボエンジンを搭載したASTON MARTINのヴァンテージ。
杢シャンブレーを使用したシャツジャケットは、プリズナーが作っていたとされるヴィンテージを元に作った今シーズンの新作。
1969年製のROLEX エクスプローラー。20年以上、ほぼ毎日着けているが故障もなく、自分の腕に馴染んでいる。
薄めのカラーレンズを入れたイエローフレームのアイウエアは金子眼鏡とのコラボもの。コーディネイトのアクセントとして有効だ。
ジーンズに合わせるために、最近、購入したブラックのローファーは、CROCKETT&JONESのもの。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Photo by Hiroto Yorifuji 依藤寛人 Text by Tamaki Itakura 板倉環