クラッチカフェ・ロンドンでアメリカの老舗ブランド「SEBAGO(セバゴ)」の世界観を披露しました。

サッカー留学で英国に渡り、ロンドン在住時に自身のアパレルブランドを立ち上げる。そんななか、ひょんなことから日本の出版社と出会い、ブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターに。今や日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。今回はクラッチカフェ・ロンドンで開催されたクリンチのポップアップイベントをレポート。

アメリカブランドを英国で紹介することにも力を入れてます。

少し前の話になりますが、12月の半ば、クラッチカフェにてアメリカのSEBAGO(セバゴ)の本の出版にともなったローンチ・ポップアップイベントを行いました。セバゴといえばアメリカで1946年に生まれた老舗ブランドです。

有名なのはやはり当時のプレッピーたちにも愛されたデッキシューズなどのレザーシューズでしょう。でも今やセバゴも世界的なブランドに発展し、今ではシャツやセーターといったアパレルも展開しています。

そんなセバゴがイヤーブックを製作。そのローンチイベントとしてクラッチカフェ・ロンドンでポップアップイベントを開催しました。

今回は残念なことにアメリカ生産のシューズをいっしょにお披露目することはできませんでしたが……本来はそれがメインだったのですが……商品が期日までにアメリカから届かない事件です(泣)。

といっても、イヤーブックをメインにシャツやニットなどのど定番のアイテムを展示販売。僕の個人的なお気に入りは、ウェビングとレザーを使ったベルト。お洒落さん(とくにプレッピースタイル愛好家)には必須アイテムではないでしょうか。

ウェビングがアメリカの大学のカラーだったりと、昔は遊び心があったような気がしますが、今回クラッチカフェで展開したのはベージュとブラウンのレザーを使ったクラシックなデザイン。スタッフの間でも評判が良かったです。

っと、本当はハンドソーンのモカシンの話がしたかったのですが、それは次回(多分夏かな?)にしておきます!

今回はセバゴのイヤーブックの出版を記念したローンチイベントでした。いわゆる商品のカタログ本ですがブランドの歴史や世界観、それに今でもハンドソーンで行われるモカシンのファクトリーなどにもフィーチャーし、セバゴの魅力が詰まった内容になってます
レザーシューズがメインのセバゴですが、それに合わせたいアパレルも現在は世界中で展開しています。どれもベーシックなアイテムをデザインソースにしていて、流行に左右されないアイテムに注力しています
ボタンダウンシャツやクルーネックのセーターなど、何枚持っていてもいいスタンダードなアイテムが「昔ながらのアメリカン・プレッピー」を想像させてくれます
今回僕が個人的に気になったのがウェビングベルト。これもスタンダードなアイテムなんですが、デニムにもチノパンにも合うだけでなく、カジュアルなのに上品さもあるのが良いかと

【DATA】
CLUTCH CAFE LONDON
78-80 Great Portland Street Fitzrovia, London W1W 7NT
https://clutch-cafe.com

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

Pick Up おすすめ記事

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...