高い感性から生み出されるアート作品。
ハンドメイドによるレザープロダクツを手掛けるOWLSONGは、斉藤芳弘氏が手掛けるブランド。ウォレット、バッグ、クロージングなど、オーダー次第で幅広く手掛け、圧倒的な存在感と確かな技術力から国内外で徐々に浸透し始めている。
モノづくりの基礎や手法を学ぶために、これまで誰かに師事することもなく独学でものづくりを行なってきた。もちろんアトリエの内装も彼の手造り。
「1987年頃には、原宿の路上でアクセサリーを作って売っていました。自分の中にあるカルチャーとしては、1960〜1970年代のロックとヒッピー文化が好き。彼らが、当時身につけていたインディアンジュエリーや服、バッグからインスピレーションを受けるときも多々あります。
モノづくりに関しては、基本的にはハンドメイドで1点ものなので、オーダーがほとんど。今後もいままでの延長とはいえ、これまで以上にOWLSONGの世界観をより濃く広げていきたいですね」
【DATA】
OWLSONG
東京都稲城市東長沼1378 青い扉
Tel.042-379-5039
Instagram:@owlsong_official
(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)
Photo by Masahiko Watanabe 渡辺昌彦 Text by Tamaki Itakura 板倉環