’60年代アメリカから始まるロックとヒッピーへの憧れが詰まった「OWLSONG」の作品。

  • 2023.07.05

シンプルな革小物をベースにビーズワークをはじめ、デザインにひと手間加えた芸術性の高いプロダクツがOWLSONGの魅力。もちろん革選びからデザイン、縫製まですべてが作り手である斉藤芳弘氏のハンドメイドによるもの。彼が想う世界観、そして作品について話を訊いた。

高い感性から生み出されるアート作品。

ハンドメイドによるレザープロダクツを手掛けるOWLSONGは、斉藤芳弘氏が手掛けるブランド。ウォレット、バッグ、クロージングなど、オーダー次第で幅広く手掛け、圧倒的な存在感と確かな技術力から国内外で徐々に浸透し始めている。

モノづくりの基礎や手法を学ぶために、これまで誰かに師事することもなく独学でものづくりを行なってきた。もちろんアトリエの内装も彼の手造り。

店内でひと際目を惹くトルソーには、ビーズのショルダーバッグ、ベルト、そして鹿革5枚をふんだんに使用し、ハンドメイドされたレザージャケットが印象的

「1987年頃には、原宿の路上でアクセサリーを作って売っていました。自分の中にあるカルチャーとしては、1960〜1970年代のロックとヒッピー文化が好き。彼らが、当時身につけていたインディアンジュエリーや服、バッグからインスピレーションを受けるときも多々あります。

モノづくりに関しては、基本的にはハンドメイドで1点ものなので、オーダーがほとんど。今後もいままでの延長とはいえ、これまで以上にOWLSONGの世界観をより濃く広げていきたいですね」

チェコシードビーズがバッグのフラップ部分に大量に縫い付けられているショルダーバッグはオーダー品。重たい感じの赤、黒い革、サイズ感のみを聞いて、斉藤氏が自由に作ったもの
ブルー系のチェコシードビーズをグラデーションで縫い付けた鹿革の小さなポシェットは、アメリカのフォー・コーナーズを旅していた時の名刺がわりに使っていた
ビーズ、シルバーコンチョをつけたポシェット。フリンジ部分には、1本ずつ手作りのコーンを付けることで揺れるたびに乾いた音が鳴るようなデザインとなっている
大ぶりのコンチョを主役に独自の加工方法である枯華仕上げを施した牛革の小物入れ。すでに数年使い込んだような革の色といぶし銀のシルバー色がマッチする
枯華仕上げのショルダーバッグにハンドメイドのシルバージュエリーブランド、Hozhoとのコラボアイテムは、近日解禁予定

【DATA】
OWLSONG
東京都稲城市東長沼1378 青い扉
Tel.042-379-5039
Instagram:@owlsong_official

(出典/「CLUTCH2023年6月号 Vol.91」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部