’30年代アメリカな空間! 日本屈指の実力バーバー「ウルフマンバーバーショップ」|東京・原宿

これぞバーバーショップの趣を体現したような本格的な雰囲気を漂わせるWOLFMAN BARBER SHOP。原宿の遊歩道にあるサロンはヘアスタイルだけでなく、インテリアやそこで働くスタッフのスタイルまでこだわり抜かれた空間となっている。

栃木県佐野市で創業し、2017年に「WOLFMAN BARBER SHOP JINGUMAE」を東京にオープン。

原宿の喧騒から少し離れた遊歩道沿いにあるWOLFMAN BARBER SHOPは、佐野で創業し、2017年に2号店となる同店をスタートさせた。オーナーの曽原 猛氏は、日本におけるバーバーブームの牽引役のひとりであり、その独自のスタイルと卓越した技術で、多くのファンを持つ。

黒いウッドを基調とした外観。原宿の遊歩道は、アパレル系の個性的なショップが並んでいるが、その中でも強い存在感を放っている。2色使いのサインポールもオリジナル

神宮前にあるWOLFMAN BARBER SHOPは、異彩を放つウッドをベースにした黒い外観に、アメリカの禁酒法時代である1920~’30年代をイメージした内装を組み合わせている。店内には、1900年代初頭のヴィンテージバーバーチェアを筆頭に、その頃に流行していたアールデコ調のアンティーク什器を数多くセレクト。そこにGLAD HAND専属の絵師であるL.氏のハンドペイントが入り、独自の世界観を体現している。

また床にはタイルと大理石を組み合わせたデコラティブな装飾を施すなど、手の込んだヴィンテージファニチャーに負けない作り込みを実践。ただ当時の空気感を表現するだけでなく、奥にプライベート感のある1席だけのスペースを作るなど、日本独自の理髪店の文化をうまく落とし込んでいるのも個性的。

このクラシックな空間に合わせて、スタッフは皆シャツまたはジャケットを着用する。空間だけでなく、スタイルもこだわる。その姿勢が、今の人気に繋がっている。

WOLFMAN BARBER SHOPのサインペイントは、すべてGLAD HANDの専属絵師であるL.氏によるもの。内装のデザインは、すべてGLAD HANDと曽原氏がタッグを組んで手掛けた

訪れる度に特別感を味合わせてくれる重厚感漂うインテリア。

店名にもなっているWOLFMANの文字が入った狼の剥製。これがここまで似合う空間は、なかなかないだろう。1920年代をガチガチにイメージするだけでなく、自身のパーソナルな部分も反映している。

置いてある4つのバーバーチェアは、すべてアメリカを代表する2つのバーバーチェアメーカーのヴィンテージ。現在はともに消滅してしまった。座面などはリペアしている。

アールデコらしいデコラティブな装飾が施されたレジももちろんアンティーク。カウンターはオリジナルで製作したもので、L.氏によるハンドペイントが入っている。奥のボイラーもかなりの年代モノだ。

待合スペースにあるソファは、オリジナルで製作したもの。レザー張りなので、使えば使うほど味わいが増していっている。

鏡のあるカウンターは、1920~’30年代をイメージしてデザインしたもの。様々なガラスをランダムにはめ込んでいる。

オーナーの曽原氏が気に入った写真を額装して飾っている一角。その中の写真には、Syndicate bar bershopのティムからプレゼントされたものも。これらはヴィンテージのフレームで構成している。

オリジナルで作った飾り棚には、オリジナルのポマードやヴィンテージのモンスタートイなど、ロウブローアートやホットロッドカルチャーに精通する曽原氏らしいセレクトになっている。

収納棚にはオリジナルを中心とした商品とヴィンテージ小物をうまくミックスしてディスプレイしている。真ん中のハットは、GLAD HANDのL.氏によるハンドペイントだ。

1900年代初頭に使われていたレッドとホワイトのバーバーのサインポールはヴィンテージ。横にあるバーバーのユニフォームにも、L.氏によるアートワークが描かれる。

WOLFMAN BARBER SHOPがオリジナルで作ったシャンプーとコンディショナー。パッケージデザインは、GLAD HANDのL.氏が担当。この旧きよき時代の雰囲気にもマッチするデザインだ。

プライスリストにもこだわっている。あえて紙の縁にダメージを入れており、何年も使い込んだような風合いに仕上げた。一番の上のラグジュアリーカットは、奥の特別なスペースでカットできる。

【DATA】
東京都渋谷区神宮前3-27-23 Uビル1F
Tel.03-6447-4285
営業/10:00~20:00
休み/月曜
https://www.wolfmanbarber.com/

※写真は取材当時のものです。現在とは異なる場合があります。

(出典/「バーバーインテリア」)

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CLUTCH Magazine 編集部
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