“Gジャンタイプ”の火付け役! 往年のGジャンの名モデルをレザーで見事に再構築したFINE CREEK LEATHERの革ジャン。

昨今、様々なブランドからリリースされている、デニムジャケットをモチーフとした革ジャン。今でこそ当たり前に目にするようになったが、そのブームに火を付けたのがFINE CREEK LEATHERSだった。往年のGジャンの名モデルをトレースし、レザーで見事に再構築したFINE CREEK LEATHERSのモデル群は、その完成度、作り込み、存在感、どこをとっても、今なお「Gジャンタイプ」のオーソリティとして、その名を轟かしている。

オリジナル特有の野暮ったさがない、FINE CREEK LEATHERの“Gジャンタイプ”。

FINE CREEK LEATHERS代表・山﨑佳克氏。レザー業界に“Gジャンタイプ”旋風を巻き起こした立役者だ。アイテムに合わせて馬革のレシピを変えており、日々馬革の研究に余念がない

上質な馬革を使ったアイテムのみをリリースし、今や世界中のレザーラバーから熱い視線を注がれるFINE CREEK
LEATHERS。彼らの名を一躍有名にしたのが、往年のファーストタイプをレザーでトレースした『リッチモンド』だった。

「ヴィンテージにもGジャンをモチーフにしたレザージャケットは存在しますが、フロントがスナップボタンに変更されていたりして、あくまで〝Gジャン風〞のモデルがほとんどです。僕は、往年の名モデルと言われるデニムジャケットを、敬意を込めてそのディテールまでをもレザーで再現したかったんです」

そう語る代表の山﨑氏だが、Gジャンの完全復刻を革で目指したわけではない。細かなディテールや意匠は踏襲しつつも、パターンを見直し、よりスタイリッシュに甦らせた。

「通常、デニムジャケットの袖は、ワークシャツと同じように付けられています。ただし、それを革でやってしまうと、腕を下した際に背中や脇などに革が余ってしまい、野暮ったくなってしまいます。そのため、袖付けはライダースジャケットのパターンを取り入れています」

FINE CREEK LEATHERSのモデルを着てみると、そのパターンをすぐに実感することができる。見た目はGジャンのデザインだが、シルエットがシャープでオリジナル特有の野暮ったさが一切ない。これこそが、FINE CREEK LEATHERSの人気の秘密なのだ。

彼らをきっかけにして、現在多くの〝Gジャンタイプ〞が市場に溢れているが、FINE CREEK LEATHERSの人気はますます高まるばかりだ。

大戦モデルをモチーフにしたモデルもラインナップ。第二次大戦中、物資統制のために染料を使わずに作り上げたというストーリーのもと作り上げたリッチモンドWWⅡ ¥137,500_
1.8㎜厚の多脂の馬革を使ったTバック仕様のリッチモンドS66 ¥159,500_

FINE CREEK LEATHERの“Gジャンタイプ”を紹介!

RICHMOND ¥137,500_

FINE CREEK LEATHERSの代表作であるリッチモンド。1.2㎜厚のベジタブルタンニン鞣し・染料仕上げの馬革を使用し、着込むほどにくっきりとした皺が刻まれていく。

VIRGINIA BEACH ¥137,500_

セカンドタイプをデザインモチーフにしたバージニアビーチ。渋鞣し・染料仕上げの馬革を採用し、着込むほどに美しい茶芯が出現する。プリーツ部分のパッカリングに注目。

HAMPTON ¥137,500_

サードタイプがベースのハンプトンも人気。ライダースジャケットのパターンを採用しており、野暮ったさは一切なく、シャープでスタイリッシュなシルエットを実現した。

【DATA】
FINE CREEK LEATHERS
Tel.050-3390-2470
http://www.finecreek.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「CLUTCH2022年10月号 Vol.87」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。