Stevenson Overall Co.代表・多賀谷氏が「アガル」モノたちを紹介! 散財連載【俺とモノ】

日々の生活での「買い物」は重要なキーワードであり、モノを買うことでテンションが上がることが、買い物の本質だと語るStevenson Overall Co.の代表であり、デザイナーである多賀谷氏。そんな氏が日々の中で手に入れた「アガル」モノたちを紹介する散財連載。

「Stevenson Overall Co.」代表兼デザイナー・多賀谷強守さん

Stevenson Overall Co.の代表であり、デザイナー。ヴィンテージのワークウエアにインスパイアされたプロダクツを独自のセンスで再構築する。素材、縫製のみならず、ディテールワークまで緻密に計算されたプロダクツが真骨頂。テンションを上げるための買い物とお酒は必須で、好きな銘柄は菊正宗純米。

1948 Indian Chief

知人が紹介してくれたことで出会ったLittle Wing Engineering。初めてショップに伺ったときに、ちょうどこのチーフが販売中で、そのカラーやヤレ具合を見事に気に入ってしまい、気がつけば自身3台目のIndianを所有することに。そこまでバイクに詳しいわけでもないが、どうやらIndianとは縁があるようだ。

Nike Air Rift BR

自宅から近いこともあってよく行くNike Lab.。そこでちょくちょく気になるアイテムを買ってしまうんだけど、このときはウィメンズの純白なこいつに目を奪われる。その真っ白な潔さに惹かれて、ウィメンズといっても自分に合う大きいサイズがあったので、この夏用に手に入れた。

1950s Mark Twain Hawaiian Shirt

自分が負けちゃうくらいの激しいデザインのシャツが好きなこともあって、三田の54Brokeでこの柄のシャツを見かけたときに手に取ってしまった。いわゆるハワイアンシャツの王道的なデザインではないところだけでなく、いつものようにそのカラーリングの妙にやられたのは。

Bud Cap

独特なレッドに誰もが知っているロゴ。こんな直球過ぎるアイテムなんて、おそらく誰も買わないだろうけど、その色褪せ感が気に入って購入。こういうバカっぽいキャップをあえてバカっぽくかぶってやろうと。こういうアイテムはきっちりと身につけてはおもしろくない。

Kiseru, Japanese Brass Pipe

陶芸家である河井寛次郎の書籍に、彼が作った真鍮製のキセルが掲載されていて、それが妙に気になったのが始まり。もちろん自分ではとうてい作ることができないので、ネットなどを駆使して最近は真鍮製のキセルを集め始めている。ただデザイン性の高いモノはなかなか少ない。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

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CLUTCH Magazine 編集部
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