【業界人の愛用品】一生どころか子供たち、孫の世代までも。|OUTERLIMITS/吉田聖さん

誰にでも、長年愛用しているアイテムがある。ここでは本誌イチ推しの業界人の愛用品をリサーチ。その理由とともに紹介していく。学生時代をアメリカで過ごした経験のあるアウターリミッツの吉田さんの愛用品は、トレンドに左右されない長く付き合えるものが基本だが、それだけではなかった。

ケアをしながら長く付き合っていけるもの。

Nigel Cabourn やFILSONなど厳選したブランドを取り扱うアウターリミッツのPRシニアマネージャー。学生時代をアメリカで過ごした経験があることから、海外出張も多い

「モノの選び方の基本として、質が良いのは大前提。ケアやメインテナンスをしながら、使い続けていけるプロダクツが好きですね。幸いボク自身がメインテナンス自体を楽しめるタイプなので。一生どころか、子供や孫の世代まで使えるものって素敵だと思うんです」

基本的にはトレンドに左右されることなく、将来的にも活躍するだろうオーセンティックなアイテム、さらには作られてきたバックボーンのあるプロダクツを好む吉田氏。しかし、必ずしも新進気鋭なブランドを避けているわけでもなく、嫌いなわけでもないという。そこに共通するのは、作り手の熱、いわゆるクラフトマンシップに長けたプロダクツであること。

「若い時は誰もがもの選びに失敗することだってあります。それらは、年齢を重ねると結局着なくなりますし、もちろん物自体がダメになったり。良いものだと、リペアしたり、サイズアウトしたとしても直せたり。さらにはダメージや汚れがあってもそれなりの風合いを楽しめるものもあります。心から愛用品と呼ばるアイテムを選べる大人になりたいですね」

「OUTERLIMITS」吉田聖さんの愛用品。

1.JACKET/Nigel Cabourn

Nigel Cabournが、定番として作り続けているマロリージャケット。「いつのシーズンのだったか覚えてないのですが、わりとハードにざっくりと愛用しています。生地はハリスツイードでパッチ類はベンタイルを使用。ボタンはホーンの削り出しで、贅沢な作りも良いですよね」

2.SHOES/VIBERG×Nigel Cabourn

カナダのVIBERGの定番モデル、ハイカーにNigel Cabournが別注を施したもの。「ホーウィン社のレザーをアッパーに使用した上品な見た目のマウンテンブーツはジャケットスタイルなど綺麗めにも履けるので重宝しています」

3.SHIRT&TIE/Nigel Cabourn, Antonella Rigatti

定番のブリティッシュオフィサーズシャツとセッテピエゲ仕様のニットタイ。「ちょっとちゃんとしたいなという時のシャツタイセット」

4.BAG/FILSON

購入後10年ほど、地ベタに置くなど、ハードに使用しても安心なタフな作りが大きな魅力。「あまりメンテナンスをしていないのでハンドルのレザー部分などダメージがあるものの未だ現役。内部の収納ポイケットも多く、使いやすいバッグです」

5.COAT/FILSON

Pendleton Woolen Millが作っているバージンウールを使用したFILSONの銘品、マッキノークルーザー。「5年ほど愛用していますが、ヘビーなウールもだいぶ柔らかくなって着ていますし、ジャケットスタイルでもジーンズでもコーディネイトしやすい1着」

最近買ったもの、ハマっているもの

イタリアから届いたばかりというSuper Duperのラビットファーのハット。ここ数年、ビッグブリムばかりを着用していたため、やや短めの軽快な印象のあるハットが新鮮なのだとか。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

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