海外の街を歩いていると、カフェやレストラン、それにアパレルショップなどで見かけるチョークを使ったアートワーク。メニューや看板、ときには店内を彩るアートとして、昔ながらのアナログなチョークアートが今、再注目されている。そのアートワークも様々で、写実的なモノから、ポップなモノ、それにクラシックな文字だけを使ったモノなど。さらに使うカラーもベーシックなホワイト一色のモノから多くの色を使った鮮やかなモノまでと、そのスタイルも実に幅広い。

そんなチョークアートに焦点を当て、アメリカ、ヨーロッパ、それに日本で活躍するアーティストから、それぞれの街を彩るチョークアートのスナップまで網羅した1冊が発売された。普段何気なく目に飛び込んできているチョークアートも、あらためて見るとそれぞれにアーティストの個性があることがわかる。ひとつの空間演出術として、チョークアートの存在は見逃せないモノになっている。

チョークアートを得意とするアーティストを求めて、日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパでも取材を敢行。アーティストによっても、それぞれに作品への取り組み方やテクニック、それに作り上げる作品にも特徴がある。

ちょっとした看板から、メニュー、それに店内装飾としての作品まで。世界中でおさめたスナップを大ボリュームで掲載した『チョークアート』、まさにチョークアートの今を知ることができる貴重な一冊だ。
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