ブラザーブリッジ

すっかり気分は夏の足元。「フィッシャーマンサンダル」なる革靴を見つけてしまったからだ。
手掛けたのは[ブラザーブリッジ]。さる4月にはその代表モデル「ヘンリー」をカンガルー革に置き換えた2nd別注モデルを販売したが、驚異的なスピードで売り切れてしまい、同ブランドの人気を思い知ったばかり。
その新作と聞き心が躍りつつも、冷静にこの靴を見てみる。「グルカサンダル」と呼ばれそうな編み込みが特徴的だが、同じ編み込みサンダルでも一般的なグルカサンダルに比べると、カジュアル寄り。ヌメ革を揉み込んだことによるふっくら感、加えてナチュラルなシボも生まれている。あらかじめ茶色で染め、顔料ではなく染料による丘染めを施したいわゆる「茶芯」は、履き込めば表面の黒の下からうっすらと下地の茶が浮き出てくる。
アウトソールは耐久性に優れたVibramソールなので、多少の悪路も問題なし。実際に釣りのシーンで履くかどうかはさておき、カジュアルメインの断然革靴派としては、このくらいがちょうどいい。モデル名は「ヘミングウェイ」。キューバシャツとショートパンツに合わせてリゾートトリップと決め込みたいところだ。5万3800円(ジン・フットウェアクラブTEL03-5830-3102)
(出典/「2nd 2026年7月号 Vol.219」)
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