業界人も「推し」なトラッド好き必訪のセレクトショップ「max’s(東京)」

全国各地にあるセレクショップ。ネットを介した買い物も手軽でいいが、オーナーの個性がダイレクトに感じられる実店舗へ足を運ぶことの魅力。信頼のおけるトラッド巧者お墨付きのショップのひとつが国、新品や古着を問わず、様々なアイテムに出会える、神保町に生まれた服の社交場「max’s」だ。店の人と直接会話して初めて湧いてくる物欲や、自分の目で見て初めて出会える素敵なモノが、確かにそこにはある。

神保町に生まれた新たな社交場

アーチ札幌やアナトミカなどの有名ショップにて10年間研鑽を積み、昨年9月に念願の「マクシズ」を東京・神保町にオープン。

「自分の店を持つのが夢です。と宣言した僕を雇い、店のノウハウをイチから教えてくれた前職の社長には感謝しています。新品と古着、アメリカとヨーロッパをミックスしたセレクトはその時に教わったんです」

そう話す近谷さんのセレクトには大切なルールがある。

「ルーツが見える服が好きなんですよね。どんな人が、どんな場所で作っているのか、そういったところも含めて服を楽しんで欲しいですね」

人の良さが滲み出る近谷さん、この人が選んだアイテムであれば間違いないのだろう。

店の隅に置かれている一冊の本は、店名の由来ともなっている「マクシズ カンザスシティ」の写真集。著名なアーティストが通っていたことでも伝説的なクラブだ。国籍や職業を問わず、様々な人が交流していた「マクシズ カンザスシティ」のように様々なブランドに、服に出会えるようなセレクトが「マクシズ トウキョウ」のコンセプト
いつか、自分の店をするためにとオーダーしていたテーブルを中心にこだわりの什器と服が並ぶ店内。オープン祝いでいただいたものもたくさんあるという。店の軸にある「ウエスタンスタイル」を象徴するウエスタンブーツが様々な場所に置かれているのだが、人生の師と仰ぐ「ランデヴー オー グローブ」の前淵さんから受け継いだもの

トラッド巧者の推薦コメント

「モヒート」山下裕文さん

「僕は衣料品店に限らず、飲食店やバー、クリーニング店に至るまで店主のクセを強烈に感じるお店が大好きで、『マクシズ』もそのひとつです。服屋の品揃えに正解というものはありませんが、近谷さんがつくりだすどこにも似ていない潔い品揃えが心地良くて通ってます」

「max’s」のおすすめアイテム

店の中央に置いてあるシャツはアメリカ・ニューヨークのブランド「ワイス」。旧きよきアメリカを彷彿とさせる。左/4万5100円、右/6万9300円

【DATA】
max’s(マクシズ)
東京都千代田区神田小川町3-5-7 坂部ビル1F
TEL03-3292-7415
営業/12:00~20:00
休み/水曜
Instagram:@maxs_tokyo
[取り扱いブランド]
アテナデザイン/サンスペル/シュヴィダレンク/フォーク エヌ/フランクリーダー/マニュファクチュアズィルト/レペット/ワイス…etc

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2024年7月・8月合併号 Vol.206」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR