温もりや品の良さを感じさせるニュアンスカラー
「遊び心がある大人のためのヴィンテージショップ」をコンセプトとする「ネイド」のオーナー・安部和真さんがアイテムをセレクトする上でこだわっているのが「デザインに背景があるかどうか」だ。たとえヴィンテージではなくても、そのアイテムの背景にヴィンテージと同様の価値を感じられるかを大切にしているという。
「例えば1990年代のアイテムでも50年代の服を参考に作られていたら、そこに自分は価値を感じます。レギュラー古着は、肩肘張らないリラクシングな雰囲気がよく、ヴィンテージアイテムを活かすことができるニュートラルな存在です。形や生地の種類が豊富で、これから探しがいのあるジャンルなのではないでしょうか」
「ネイド」で見つけたおすすめのアイテムを紹介!
1.「テジド アタワルパ」のニットジャケット
ジャガード織りで表現された馬と蹄鉄(馬のひずめ)の総柄が特徴。素材はウールアクリル。1960年代のアイテムだが、50年代のウエスタンのニュアンスが感じられる。22,000円
2.「フィルソン」のハンティングベスト
1995年の米国製。コットン100%のしっかりとした生地感で状態も良く、土っぽいカラーリングも絶妙。レイヤードを楽しみたいアイテムだ。30,800円
3.「ミリー」のハンドプリントTシャツ
「Maillie」というアーティストが描いたポップなカラーリングのビル群はポップアートが隆盛した1960年代を彷彿とさせる。「ギルダン」のボディを使用。¥19,800
4.「エンポリオ アルマーニ」のスラックス
26,400円
5.「ニッシン」のホルスタインキャップ
13,200円
【DATA】
NEDE(ネイド)
東京都江東区清澄3-7-10-1F
営業/13:00〜20:00
休み/水曜
Instagram:@nede_vintage
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Norihito Suzuki,Satoshi Omura Text/Kihiro Minami