クラシックに装うためのアイウエア「FN / FOUR NINES」

「眼鏡は道具である。」をコンセプトとする[999.9(フォーナインズ)]より派生した新ライン[エフエヌ]。これまで築き上げてきた道具としてのメガネの掛け心地や実用性はそのまま、よりファッション性の高いアイテムを提案する。あくまでクラシックをベースとしているためアイビーやドレススタイルとも相性抜群だ。

うわべだけじゃない服好きのためのメガネ

バルマカーンコート13万2000円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)、セーター4万1800円/バーティーズオブベイ(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、シャツ2万6400円/ディア ザムラー(アール 柳橋TEL080-7024-4090)

本年の春夏にローンチし、この秋冬で2度目のコレクションを発表した[エフエヌ]は、服好きにこそ刺さる「ファッション性の高いメガネ」を展開する。察しのいい読者はお気付きかもしれないが、[エフエヌ]は1995年に創立した[999.9(フォーナインズ)]から派生したライン。

機能面をなによりも重視し、とにかくユーザーファーストなものづくりで多くのメガネ好きの心を捉えてきた。「ファッション性の高さ」を謳うブランドが数多くあるなかで、[エフエヌ]ならではの強みは、この「すでにベースができている」点にあると言えるだろう。プラスチックモデルに2サイズ用意する気配りや、セカンドコレクションにしてメガネ界のネクストトレンドをしっかり押さえたラインナップを揃えられるのも、この基盤あってこそ。

言うまでもなく、掛け心地や機能性のノウハウもばっちり心得ている。ベーシックであればあるほど差異を見出すのは難しいが、長く愛用することを前提にメガネを選ぶならば、[エフエヌ]ほど安心感のあるラインもそうそうないと思える。

1.FN-0448

ブレザー16万5000円/インディビジュアライズドクロージング(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、マウンテンパーカ6万6000円/シエラデザインズ(アリガインターナショナルTEL03-6659-4126)、BDシャツ2万6400円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)、デニムパンツ2万9700円/ビーサイズジーンズ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)、シューズはスタイリスト私物

上のモデル写真で着用しているクリアブラックと同型で、「キハク」カラー。シェイプ自体はクラシックで、鋲なしの仕様もミニマル。つまり普遍的で使いやすい。一方で短く太いブリッジや目頭にかけてやや吊り上がったフレームが、しっかりと存在感を放つ。3万9600円

frame_Wellington
color_Kihaku, Clear Black, Glass Brown, Dull Gray, Yellow Marble Demi

2.FN-0747

近年じわじわとトレンドになりつつあるのが、ややクセのあるメガネ。なかでも多角形のメタルフレームは、一見シンプルながらもほどよく個性を演出できるため、業界人からも注目度の高いシェイプ。チタン素材の掛け心地も快適で、ヘビロテ必至だ。3万5200円

frame_ Hexagon
color_ Gold, Silver, Antique Gold, Light Khaki Matt, Gunmetallic

3.FN-0544

ジャケット2万9700円/バーンストーマー(ヘムトPR TEL03-6721-0882)、ラガーシャツ2万2000円/D.C.ホワイト(ステイ オア ゴー TEL03-6447-5095)、BDシャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)

すこしだけ角張ったブリッジからフレンチヴィンテージのエッセンスが感じられ、嫌味なくエスプリを効かす。フレンチの人気がいまだ衰えぬなか、次に狙いたい絶妙なバランス感覚を備えた一本だ。3万9600円

frame_Panto
color_ Light Brown, Clear Black, Dull Green, Dull Gray, Yellow Marble Demi

4.FN-0648

ジャケット12万1000円、同素材のパンツ4万6200円/ユーゲン(イデアスTEL03-6869-4279)、シャンブレー素材のBDシャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ、ニットタイ1万8700円/インディビジュアライズドアクセサリーズ(ともにメイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、肩に巻いたセーター3万6300円/ピーターバランス(セプティズTEL03-5481-8651)、ポケットチーフ5500円/ファイン&ダンディ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)

多角形のメタルフレーム同様、ツーブリッジもクセありメガネとしてトレンド傾向にある。特にスーツなどエレガントなスタイルにハズしとして取り入れるには適任のナード感で、一気にファッション玄人な雰囲気が完成する。3万6300円

frame_Two Bridge
color_ Gold, Silver, Antique Silver Matt, Brown Matt, Black Matt

【問い合わせ】
フォーナインズ
TEL03-5797-2249
www.fournines.co.jp

(出典/「2nd 2024年2・3月合併号 Vol.202」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...