「シップス銀座店」が勧める、この夏の着こなし。夏のジャケットスタイルのお手本に。

夏のファッションは案外難しい。シンプルな着こなしになるほど、お洒落の難易度は上がる。そんな時は頼りになるトラッドショップへ。50年近く日本のファッションシーンを牽引してきた老舗セレクトショップ「シップス」。その一号店となる銀座店はアメトラに重きを置いたセレクトで多くの洒落者たちに愛される名店だ。

トラッドに重きを置くシップスの第一号店。

1975年にシップスの前身となる「ミウラ&サンズ」が始まり、その翌々年1977年にシップスの第一号店として現在の場所にオープンした「シップス銀座店」。地下1階から地上3階の広々とした店内にはコンセプトである“スタイリッシュ スタンダード”を体現するアメリカやヨーロッパをはじめとするトラディショナルなアイテムが並んでいる。

もちろんその時代に沿ったアイテムをセレクトしているが、他の店舗に比べ銀座店においてはアメトラに重きを置いたセレクトだ。この夏の装いを紹介していただくのは、シップスひと筋50年の雨宮さんをはじめとする4人。ひとりひとりのこだわりの詰まったスタイリングはこの夏のジャケットスタイルのお手本だ。

【着こなし①】私なりのカジュアルなスーツの着こなしです。|スタッフ・雨宮教夫さん

ジャケット9万4600円/サウスウィック(シップス銀座店TEL03-3564-5547)、ジャケット/サウスウィック フォー シップス、シャツ/ジェイ・マクラフリン、パンツ/サウスウィック、時計/シップス、ブレスレッド/オーヴィル・ツィニー、ブレスレッド/ナジャ、リング/ ダリル ディーン ビゲイ、シューズ/オールデン

キーアイテム:サウスウィックのコットンシアサッカー3Bジャケット

コットンシアサッカーを使用したジャケット。「トラッドなアイテムに素材で遊びを持たせたスタイリングです。夏らしいピンクのリネンシャツとインディアンジュエリーを合わせた私なりのジャケットスタイルです」

【着こなし②】黒で引き締める大人な夏のトラッドです。|店長・市田康博さん

ジャケット15万9500円、ベスト4万7960円/ともにカルーゾ × シップス、パンツ6万3800円/ヒラノ フミヤ トラウザーズ(すべてシップス銀座店TEL03-3564-5547)、シャツ/ギ ローバー、タイ/ステファノ ビジ、サスペンダー/アルバート サーストン、リング/、バングル/ともにダリル ディーン ビゲイ、時計/チューダー、シューズ/オールデン

キーアイテム:ヒラノ フミヤ トラウザーズのリネンパンツ

マスターテーラーである平野さんによるパンツブランドのリネンパンツ。「リネンは何かとナチュラルなカラーリングが多いのですが、こちらはブラックリネン。スタイリング全体を引き締める大人な夏のアイテムです」

【着こなし③】見た目はクラシック、着心地は現代的に。|スタッフ・山本能久さん

ブレザー11万円/サウスウィック(シップス銀座店TEL03-3564-5547)、ボウタイ/ステファノ ビジ、シャツ/ドレイクス、パンツ/シップス アウトフィッターズ、シューズ チャーチ、リング(左手)/デルバート・バンデバー、リング(右手)/ダリル ディーン ビゲイ

キーアイテム:サウスウィックのネイビーブレザー

サウスウィックの代名詞でもある3つボタンのネイビーブレザー。「ナチュラルショルダー、段返り3つボタンなど伝統的な意匠が盛り込まれたブレザーです。現在もアメリカで生産されているのもポイントです」

【着こなし④】ミリトラのスタンダードスタイルです。|スタッフ・松尾紘斗さん

シャツ2万3980円/ギットマン ブラザーズ フォー シップス、パンツ3万5970円/サウスウィック(ともにシップス銀座店TEL03-3564-5547)、ジャケット/USアーミー、ネクタイ/サウスウィック、シューズ/ジャランスリウァヤ

キーアイテム:ギットマン ブラザーズ フォー シップスのBDシャツ

コットン100%のキャンディーストライプBDシャツ。「自分で言うのもなんですが、まだまだ若いのでわかりやすい直球なスタイリングにしました。タイドアップしやすいように調整された襟元が格好良いんです」

【DATA】
シップス銀座店
東京都中央区銀座3-4-15
TEL03-3564-5547
営業/11:00〜20:00
休み/無休
www.instgram.com/ships_ginza/

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)

この記事を書いた人
パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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