出身地である東海岸らしいコーディネイトを意識しました。
「11歳のころ、タイの正しい結び方を父親に教わってからファッションの面白さにハマりました。出身がニューヨークなのでベースは東海岸のスタイルですが、母がイタリア人なので、ヨーロッパの要素も取り入れています。ジャケットはたくさんポケットが付いていることもあって便利なので、自分のスタイルには欠かせないアイテム。友人と食事に行くときはもちろん、公園に散歩に行くだけで着ることもあるぐらいです。
それもあって、たとえジャケットを着ていたとしても、特に夏はリラックス感があるほうが好み。シルエットはもちろん、シワが気にならないようなアイテムを着ることが多いです。ただ夏は暑さが気になるので、通気性の高い素材であることを重視しています」
【ポイント①】ジャケットのバランス。
「ジャケットはリネン素材のダブルブレザー。極薄のコットン生地を使用したシャツも大きめのラペルを外に出してカジュアルに仕上げています」
【ポイント②】チーフ使い。
「数年前まではジャケットにチーフを挿すことがセオリーでしたが、最近はあまり気にしないようになったので、TPOに合わせて選んでいます」
【ポイント③】足元には革靴。
「やっぱりオールデンの革靴は、アメリカ東海岸のスタイルには欠かせません。このタッセルローファー含めて、計5足ほど所有していますね」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)
Text/Kazuki Ueda
関連する記事
-
- 2024.11.14
英国スタイルに欠かせない「コーデュロイ」アイテム10選。
-
- 2024.11.09
今シーズンも注目したい英国を代表する生地「ツイード」アイテム10選。