春にしてバブアーを想う。秋冬だけではない、バブアーのある生活。

軽やかなノンワックスの定番デザインや英国カントリーを想起する新作を業界の洒落者5組が着こなす。バブアーらしさはそのままに、軽やかな素材や色合いを有したアウター6着と、Tシャツ、スウェット、ハット、キャップ、レインブーツが勢揃い。バブアーを秋冬だけの楽しみにするなんて、もったいない!

12OS Burghley Casual(左)/Transport Casual(右)

左/膝下丈の[バーレー]はオーバーサイズで着こなしたい注目のユニセックスモデル。こちらもノンワックスのピーチドコットンを使用しているのでロングコートでも着心地は軽やか。ワックスが抜けたような風合いでヴィンテージ感も十分。55000

右/昨シーズン人気を博した、短丈&ワイドシルエットの[トランスポート]を春らしいノンワックスのピーチドコットンクロスでリファイン。わずかに起毛のある生地はカジュアルスタイルのなかに品の良さを醸し出す。46200

安井達郎さん・高山 都さん|モデルとして雑誌やWEB、テレビCMなどで活躍するお二人は昨年、結婚を発表。多忙の中、お互いの休みが重なった日はのんびり散歩をしながらの買い物やドライブ、安井さんは趣味のカメラを楽しむ

@THE COFFEESHOP ROAST WORKS
東京都渋谷区富ヶ谷2-22-12
TEL03-6407-1344
営業/9:0018:00
無休

休日の朝は起き抜けに近所のスペシャリティコーヒーの専門店へ。寝癖を隠すためにバブアーのロゴ入りバケットハット(5500)が欠かせない。自家焙煎による種類豊富なスペシャリティコーヒーのなかからその日の気分で一杯を選ぶ。

3Exmoor

白石健太朗さん|デザインから製作までを自身で手掛けるレザーブランド「フルゴル」(www.fulgor.jp)を主宰。この日はお気に入りのヴィンテージロードバイクで素材となる革の買い出しへ

爽やかなベージュカラーが春らしいミドルレングスのコート[エクスモア]。軽量でシワになりにくいナイロングログランのファブリックは、旅先などシーンを選ばずに色々な所へ持っていきたい手軽さがある。裏面にはコーティングが施されているため、ちょっとした雨なら問題ない撥水性能もうれしい。51700[4月上旬発売予定]

4Lakeland Vest

前面の大小様々なフラップポケットやゴールドジップ、D管などが施されたフィッシングベストのような趣きがいま旬な[レイクランド ベスト]。アウトドアから生まれたバブアーらしい意匠が、どんなカジュアルスタイルにも程よいアクセントを加えてくれる。55000[4月上旬発売予定]

高橋政智さん|人気店「ピザスライス」で経験を積んだ後、東京・蔵前に満を持してニューヨークピザの店「メイプルピザ」を昨年オープン。すでに近隣の人からも愛される憩いの場所に

@Maple Pizza
東京都台東区寿2-4-8-101
TEL070-2434-1818
営業/11:3019:30
休み/火曜、第24水曜

今季よりロゴアイテムが豊富にラインナップ。スウェットやTシャツなどストリ ートスタイルに映えるシンプルなデザイン。Tシャツ6600円、クルーネックスウェット13200[ともに4月上旬発売予定]

ロゴ入りのベースボールキャップはウォッシュをかけたような風合いでバブアージャケットとも相性がいい。6050

5Pembroke

コーデュラナイロン×コットンの高密度ウェザークロスを使用したフーディージャケット[ペンブローク]。身頃に配されたポケットデザインは名品ビデイルを踏襲。ややゆとりのあるシルエットが休日スタイルに相応しい。53900[4月上旬発売予定]

成田玄太さん|ついフラッと立ち寄りたくなるアットホームなモダン酒場、原宿の奥に佇む「バーヴェルク」の店主。今年は幅広い交友関係を活かした様々な企画を計画中

@bar werk
東京都渋谷区神宮前2-31-7 B1F
16:0023:30(L.O.23:00)
休み/日曜、月曜不定休

シティからフィールドまで、様々なシーンにマッチするレインブーツ。着脱容易なサイドゴアでクッション性も高く、長時間の着用も疲れにくい。13200[4月上旬発売予定]

6Sunderland

クリストファー・ベリーさん|米国ペンシルベニア大学で日本語の修士号を取得したリアルアイビーリーガーであり、日本のメンズファッション雑誌を愛するジャーナリスト。ニューヨーク生まれ、東京在住

かつて乗馬用に開発されたロング丈のモデル[バーレー]をベースに、高さのあるスタンドカラーを採用した[サンダーランド]。玉虫調の柔らかなツイル生地は歩くたびに美しいドレープをつくりだし、ジェントルな佇まいを演出。スーツスタイルにも合わせたい。57200[4月上旬発売予定]

【問い合わせ】
バブアー パートナーズ ジャパン
TEL03-6380-9170
https://www.japan.barbour.com/

(出典/「2nd 20235月号 Vol.194」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...