【洒落者たちのメガネ遍歴】「ビューティーアルフレッド」本江浩二さん|老練ならではの「所作」を生み出す道具。

メガネ好きの洒落者たちは、かつてどんなメガネを買って、いまどんなメガネが気になっているのか。「ビューティーアルフレッド」本江浩二さんのメガネ歴は長く、そしてきっかけはユニークだ。何年もかけて収集してきた愛用品を見せてもらい、その嗜好の変化に注目したい。

中学時代のマンガから始まったメガネ愛歴。

「ビューティーアルフレッド」本江浩二さん|恵比寿の老舗セレクトショップのオーナー。実用面はもちろん、所作を生む道具としてメガネと向き合う。行きつけのメガネ店は恵比寿の「コンティニュエ」

中学生の時にマンガの登場キャラクターに影響を受けたのをきっかけに、その 後、実用とファッションの両面でなくてはならないものになっているという本江さんのメガネ。そこには独特のメガネ観が根付いている。

「メガネ選びはベルト選びに近いので、それだけが浮かないように気を使っています。あとは鼻眼鏡が良い例ですが、年輩者の独特な所作や佇まいを生む道具にもなるので、そういう面でも欠かせないアイテムですね」

本江さんのメガネ遍歴。

(写真上から)

2015年購入】MOSCOT(モスコット)

マンガ「愛と誠」の岩清水くんの黒縁に影響され始まった本江さんのメガネライ フ。ゆえに著名人のメガネ事情も気になるトピックだという。「これはハリウッド俳優がどんな格好にも合わせていて、ありだなって」

2016年購入】ayame(アヤメ)

細身のフレームとメタルのコンビネーション。本江さんが持つメガネのなかでは珍しいスタイルの一本だという。「黒縁に見えますが、実はネイビー。ネイビーは茶色にも黒にも合う色なので重宝しています」

2018年購入】JULIUS TART OPTICAL(ジュリアスタートオプティカル)

近年は2年おきにメガネを新調しているそうで、セカンドでもおなじみのジュリアスタートオプティカルの名作[FDR]は2018年に購入したという。「3点リベットが両側にせり出した意匠がカッコいいですね」

2020年購入】12home made(トゥエルブホームメイド)

ほぼすべての工程がデザイナーである土屋潤氏の手によって行われるトゥエルブホームメイド。そのため月50本が限界で、入手困難なモデルも多数存在する。「ハンドメイドならではの柔らかさが魅力です」

2022年購入】Oliver Goldsmith(オリバーゴールドスミス)

現在の愛用品はこちら。黒 縁の太いフレームを選ぶ理由の一つが、髪のボリュームに自信がなくなったからとのこと。「目元の印象が強くなり、そっちに目が向くので存在感の強いものが増えがちです()

(出典/「2nd 20234月号 Vol.193」)

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