あらゆる層にリーチできるよう、ルノアやマイキータといった有名どころから、 ハフマンス・アンド・ノイマイスターといった気鋭まで、選択肢も幅広い。散歩がてら立ち寄りたいメガネ店である。そんな同店がおすすめする“ちょいクセ”メガネ7点をご覧あれ。
【ツーブリッジ①】ルノア/アヴィエイター2
横幅を抑えた小ぶりなボストン型と2ブリッジのコンビ。「ブランドらしいヴィンテージをベースとした作りでありながら、横からは見えない気の利いたネジの仕様。ゴールドフレームがエレガントですが、アクの強さは感じず顔馴染みもいいですね」。5万3900円
【ツーブリッジ②】ハフマンス・アンド・ノイマイスター/ペンローズ
同社の個性を感じさせるウルトラライトシリーズで、釣り上がったレンズシェイプが個性的。「特徴ともいえるシートメタルをワイヤー状に加工する手技は、デザイン性と掛け心地の両立を叶えています」。6万7980円
【ツーブリッジ③】マイキータ/TOBI
ブランドの看板ともいえるシートメタルシリーズの新作。レーザーカットゆえのナローフレームが洗練を湛える。「スクエア型×ツーブリは野暮になりがちですが、繊細なラインと構造で回避しています」。5万7200円
【極太セル①】イエローズプラス/CARL
「小ぶりのラウンド玉型、ボリューミーなフレーム、ハイブリッジに三点鋲と、ユーロクラシックを踏襲」。一方、チタン製ノーズパッドやテンプル内側を薄くするなどかけ心地を高める意匠も随所に。3万6300円
【極太セル②】アイヴァン7285/340
2020年にリリースした[329]は、フライトジャケットのMA-1のジップに着想を得て、同社が60年代に製作した蝶番を採用し話題に。「こちらはその新型でピンの大きさを変えつつ面積を抑えた一本」。5万5000円
【多角形メタル①】ゲルノットリンドナー/GL159(M)
一山式メタルフレームの中でも、独特な空気感を漂わせるオクタゴン型。「シルバー925に金メッキがあしらわれグッとゴージャス感が高まりました。程よい重さも安定感を高めるポイントになっています」。9万2400円
【多角形メタル②】オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス/1Q
こちらはあまり見かけない十二角形で「小刻みな多角形のため手に取りやすい」とのこと。発想の源流は英国の1ポンド硬貨で、本国ではそれをスラングで “Quid”と呼ぶことからモデル名に反映させた。4万9500円
【DATA】
The PARKSIDE ROOM
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-1 2F
TEL0422-41-8978
営業/12:00~20:00
休み/水曜
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)
Photo/Hisanori Suzuki, Yuta Kono, Yuco Nakamura(Item) Text/Ryo Kikuchi
関連する記事
-
- 2024.11.19
英国スタイルにハマる、いま手にいれるべきセル巻きメガネ10選
-
- 2024.11.18
保存版! なぜ英国メガネ=セル巻きのイメージなのか。知られざるそのヒストリーに迫る
-
- 2024.10.26
セカンド編集部が「今」気になるシューズやらスウェットやらアイウエアやら4選!