肉厚フレームに宿るクラシックの薫り。イエローズプラス×G.B.ガファスの別注メガネ。

日本を代表するアイウエアブランド、イエローズプラス初となる型別注を渋谷のセレクトショップ「G.B.ガファス」がリクエスト。フランスのエスプリを感じる2型には、同ブランドの魅力がこれでもかと詰め込まれている。

肉厚フレームに宿るクラシックの薫り。

本誌でもお馴染みのアイウエアブランド、イエローズプラス。デザイナー山岸稔明氏が手がけるメガネは、シンプルながら不思議と「らしい」品の良さを携え、ファッションへの落とし込みやすさも抜群。そんなイエローズプラスと蜜月の関係にある渋谷のメガネ店「G・B・ガファス」は、これまで幾度も同ブランドに別注を依頼してきたが、本作は意外にもイエローズプラス初の「型」別注。

勘のいい人ならピンとくるであろう[セルジュ]と[ジャン]というモデル名のとおり、フレンチクラシックなエレガンスを感じる意欲作で、一番の特徴は8mm厚の肉厚フレーム。ただし、8mmというのはテンプルの付け位置部分の話で、ブリッジ部分は5mm厚。グラデーション調に、少しずつ厚みを落として削り込むことで、なめらかな立体感を与えているのだ。

今回、製作を請け負ったのは、一人の職人が全工程を手がける「ザ・ワーク」。分業制が一般的なメガネ製造においては異質なファクトリーだ。「図面に表せない細かなニュアンスを汲み取ることができる」と山岸氏は評する。ブランドの魅力が詰まった、他とは一線を画す新型。その絶妙なニュアンスの味わいを堪能してほしい。

1.SERGE(セルジュ)

ニットジャケット3万7400円/ヤシキ(アルファ PR TEL03-5413-3546)、Tシャツ1万7380円/マスター&コー(マッハ 55リミテッドTEL03-5846-9535)、その他スタイリスト私物

クラシックアイウエアの定番である汎用性の高いラウンドシェイプ。チタン製のノーズパッドは女性でもかけやすく、フロントとテンプルに配された飾り鋲が顔まわりに華やぎを添える。3万6300円

2.JEAN(ジャン)

トップス3万7400円/フィータ フォー ビオトープ(ジュンカスタマーセンターTEL0120-298-133)、シャツ3万5200円、スカーフ9680円/ともにハバーサック(ハバーサック フラッグシップストアTEL03-3477-0521)

フレンチテイストを感じさせる多角形(ヘキサゴン)のシェイプは、あえてフレームの幅に変化をつけることで豊かな表情に。クラシカルでありながらさりげなく上品な個性を匂わせる。3万6300円

【問い合わせ】
G.B. ガファス
TEL03-6427-6989

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

Pick Up おすすめ記事

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...