今月の2nd編集部の買い物報告。

日々いろいろなところへ取材へ行って、魅力的なものに囲まれていると、どんどん財布の紐は緩くなっていくもの。そんなメンズファッション誌の取材メンバーが、物欲の赴くままに購入したモノをご紹介。2ndスタッフの日常を垣間見る近況報告も兼ねてご覧ください!

1.「エバーグッズ」のポーチ|スタイリスト・吉村祥吾さん

年末年始は、やはり物の整理をしたくなります。職業柄、荷物が多く、バッグインバッグが欠かせませんが、年末の仕事中に見つけたこちらは、僕の好みにぴったり。エバーグッズは、長年アウトドア業界で培ったデザインと機能性を駆使した物作りが魅力のアメリカブランド。

一見、普通のポーチですが、クロージャーはマグネット式で使い勝手が良い。内側はメッシュタイプなので一目で中身が確認できるのも高ポイント。毎日の携行品をまとめておけば、このポーチと財布をエコバッグに入れるだけでOK。派手なデザインや機能性はないですが、不便なく使える、まさにエバーグッドな逸品です。25.4×19×14.6cm9350(サンウエストTEL03-3544-2751)

2.「アーユル・チェアー×ヒューマンメイド」のアーユル スツール|ライター・岡本546さん

物心ついた頃からFMヨコハマを聴いて育ってきたボク。個人的に土曜日AMが激アツで、午前中はほぼラジオを聴きながら過ごしています。その日も日本一のほっこりプログラム「フューチャー スケープ」を聴いていたのですが、突然、放送日の数日前に即完売したアーユル・チェアー×ヒューマンメイドのコラボスツールをリスナーのために数脚、これから公式サイトで販売します! とのアナウンスが。

それまでの平穏はどこへやら、電波とともにやってきた物欲を解消すべく緊迫のクリック戦争へ緊急参戦。更新ボタンを繰り返すこと数回、キタ! 必殺の代引きにて即決済完了。見事に入手しましたとさ。44000(アーユル・チェアージャパンTEL0120-972-725)

3.「ホーダース」のバンダナ柄マグカップ|副編集長・不気味くん

灯台やイカリ、信号旗など、海や船をモチーフとした柄が可愛くて手に取ったマグ。作っているのはオンラインで古着も売っているグラフィックデザイナーさんでした。モチーフはすべて1960年代のヴィンテージバンダナから絵柄を抜いてグラフィックに落とし込んだものだそう。通りでどこか牧歌的な雰囲気がありますね。

マグ自体もペットボトルをリサイクルして作られた軽くて割れに くい素材で、このまま電子レンジに入れてホットミルクにできるのが結構嬉しいポイント。他にもカウボーイやアロハ柄もあって、それもまた可愛いんです。1980(ホーダース ユーズド&オリジナルウェア https://hrdrs.theshop.jp/)

4.「コロンビア」のオレルジャケット|編集・パピー高野

アウトドア系のアイテムは好きですが、買うものはお手頃価格の古着ばかり。ですが縁あってコロンビアの「オムニヒート」という保温機能を搭載したモデルに挑戦することに(今更?)。これ実は、ジャケット内側に、取り外し可能なインナーダウンが付いた3WAY

テックウエア初級のオイラは、インナーの裏地に搭載された身体の熱を反射するリフレクトプリントの見た目にアガる。そして、本当に袖を通した瞬間からポカポカする。特にインナーダウンは、超軽いし、ポケット内が起毛していて最高。なんだかヤラセみたいな褒め方ですが、本当だから仕方ない()4700(コロンビアスポーツウェアジャパンTEL0120-193-803)

5.「フィルソン」のロガーメッシュキャップ」|編集・生田目

外出をする際は必ずと言っていいほど帽子を被る僕は、365日良いキャップがないか目を光らせている。ちょうど中目黒に用事があったので、年始の挨拶もかねて友人に会いにフィルソンへ。そこで出会ってしまったのがこのロガーメッシュキャップ。たまたまアーカイブを売っているセールをしておりそこでゲットした。

ロガーをテーマにつくられた帽子で、前面はよく見ると樹皮のような模様になっている。アメリカ製であるなどお気に入りのポイントはいろいろあるが一番は生地がウールなのにメッシュキャップという天邪鬼さ、そんなところが愛おしい。5500(フィルソントウ キョウストア 03-6416-0768)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20233月号 Vol.192」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

Pick Up おすすめ記事

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...