ジェントルマンたる者、訪れる場所の景観に溶け込む着こなしを意識すべし!

30代からブリティッシュトラッドのスタイルに魅せられ、自分なりのジェントルマン像を磨いているというイラストレーターのソリマチアキラさん。その着こなしは訪れる場所や景観に溶け込むことも大切にしているそう。今回は3つのロケーションに合うコーディネイトを披露してもらった。

ソリマチアキラ|1966年、東京都生まれ。幅広い媒体で活躍するイラストレーター。独自のタッチで描かれるイラスト同様、本人もトラッドなスタイルを追求している

1.50年代後半から60年代あたりのモダンジャズマンの雰囲気を意識。|@渋谷 スウィング

ジャケット、パンツ/ともにバタク、シャツ/アカミネロイヤルライン、タイ/ チェザーレアットリーニ、ブーツ/ジョージクレバリー、メガネ/オリバーゴールドスミス(すべて本人私物)

ブトリラの世界観を共有できるジャズ喫茶「渋谷スウィング」を訪れるときは、バタクのコーデュロイ生地のスーツを着込んだドレスコーデ。モダンに着飾り、上質な音楽とコーヒーを満喫。

「この空間にマッチする、50年代後半から60年代のモダンジャズマンの雰囲気を意識しました。大人のモッズといった感じでしょうか」。

コーデュロイのセットアップという秋冬らしいテイストに合わせ、足下はスエード素材のチャッカブーツに。

渋谷スウィング

往年の名店の雰囲気を、モダンなスタイルで再構築した、奥渋にあるジャズ喫茶。「オーナーの鈴木興さんは、昔から大好きなジャズトロンボーン奏者なんです。コーヒーも美味しいけど、カレーも絶品!!

【DATA】
東京都渋谷区神山町
16-4 Villa Metropolis 4F
TEL 03-5790-9544
営業/12:0023:00
休み/木曜

2.休日のイタリアンのディナーはカジュアルなカントリースタイルで。|@イルピアットカチャトラ

ジャケット/バタク、パンツ/コーディングス、セーター/ジョンスメドレー、シャツ/アカミネロイヤルライン、シューズ/チャーチ、メガネ/ E.B. メロヴィッツ、ブレイシーズ/アルバートサーストン(すべて本人私物)

休日にランチやディナーを楽しむ馴染みのイタリアンレストランでは、ほどよくカジュアルな着こなしが基本。

「ブリトラならカントリー的なコーディネートが合いそうなので、ちょっとクラシックに、30年代のスタイルを踏襲したジャケットを着用しました」

オフスタイルでもタイドアップは欠かさず、ニットーセーターも上品に取り入れている。

「コーデュロイパンツは、アルバート サーストンのブレイシーズで吊るしています」

イルピアットカチャトラ

地元の人々から愛されている三茶の老舗イタリアン。「シェフが厳選している新鮮な魚介類や野菜を使っていて、料理は本当に全部美味しい。自宅からは若干離れていますが、定期的に通わせてもらっています」

【DATA】
東京都世田谷区下馬
2-34-12
TEL03-3418-8980
営業/12:0014:0017:3022:00
休み/月曜

3.防寒着もブリトラの流儀に則り、冬の散歩道はカバートコートを愛用。|@日比谷公園

カバートコート/バタク、セーター/ウイリアムロッキー、パンツ/コーディングス、マフラー/ドレイクス、ジョッパーブーツ/エドワードグリーン、メガネ /カトラー&グロス(すべて本人私物)

バタクを訪れた帰りに立ち寄ったりする日比谷公園は、昔から馴染みある散歩スポット。

「これからの時期は長めのコートを羽織って歩きたいけど、個人的にはカバートコートが最も好き。ハンティングがルーツにあるアイテムで見た目以上に動きやすいんです」と、20年来の お気に入りのアウターを主役にしたスタイリングを披露。

コートに合わせたパンツやマフラーもブラウン系のカラーで統一。季節感のあるシックな装いに。

(出典/「2nd 20231月号 Vol.190」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

Pick Up おすすめ記事

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

ワークブーツでありながら軽量で快適。“道具としてのブーツ”を極めた「SURE BOOTS」の機能美

  • 2026.03.31

言わずもがなブーツは我々にとっての必需品だ。だからこそ、多様なブランドとプロダクツが存在することは既知のことと思う。しかし、“ワークブーツ”という道具に、ここまで実直に向き合った1足が今までにあっただろうか。その気取らない美しさを見よ。 どこまでも素朴で武骨 それでいて軽量で快適 日本有数の革靴産地...

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...