ブラック、ブラウンに次ぐ第3の選択肢はブラックスウェードかオリーブか。洒落者たちの着こなしを拝見!

ブラック、ブラウンに次ぐ第三の選択肢として、今季はブラックスウェードと オリーブカラーというやや変化球なカラーの革靴たちが多くラインナップ。クセ強めなイメージを一変させる洒落者たちの足元の着こなしをチェックしよう!

【ブラックスウェード編】定石のブラックカラーに、ほんのすこしの個性を宿す。

「リーガル シュー&カンパニー」店長・岡田 晃さん|着用アイテム:リーガル シュー&カンパニー

伝統を継承しつつ、ファッションに敏感な若者にも支持されるコンセプトショップとして、2010年渋谷にオープンした「リーガル シュー&カンパニー」。その店長である岡田さんは、黒スウェードシューズに対するシンプルな合わせを心がけている。

「あくまでも靴を主役にしたいので、アイテムも直球です。サイズ感だけ気を付ければしっかり大人のスタイリングにまとまるので重宝しています」

GMT」プレス・三浦由貴さん|着用アイテム:ジャランスリウァヤ

普段からスニーカ代わりにサイドゴアブーツを愛用している三浦さん。ブラックスウェードのサイドゴアは、古着ベースのカジュアルスタイルに合わせるくらいがちょうどいいという。

「素材もデザインも、どちらもトレンド感の強いアイテムなので、あえて流行に左右されないコテコテの古着でコーディネイトしています」。

ヴィンテージ ウエアもシューズもどちらも見事に引き立っている。

「ビームスF」ショップスタッフ・関 哲朗さん|着用アイテム:ジェイエムウエストン × ビームスF

「フランスを代表する名作シューズなのでベタにフレンチ合わせに」という関さんのコーディネイトで、1番の注目ポイントはジャケットに使われているモールスキン素材だ。黒スウェードとのファブリック合わせという巧者っぷりを発揮し、シューズの存在感をも見事に引き立てている。

「もう少し若ければ()、紺ブレ、ボーダーTに軍パンなんてスタイリングもしてみたかったですね」

「バーニーズ ニューヨーク」メンズPR・川崎貴史さん|着用アイテム:バーニーズ ニューヨーク

「昨年の秋冬くらいからお客様の反応がいいですね」というオリジナルの黒スウェードシューズは、ピッグスキンを採用した撥水性に優れる日本製。一足ずつ職人が丁寧に仕上げていることもあり、ノーズのわずかな長さにもこだわりが詰まる。

「ショートノーズの英国調に仕上げてもらっているので、オンオフ問わず履けます。デニムはもちろん、ウールツイードにもよく合います」

【オリーブカラー編】今季注目のオリーブで、足元が主役のコーディネイトを。

パラブーツ青山店ショップスタッフ望月雄斗さん|着用アイテム:パラブーツ

すこし色ムラのあるシューズのグリーンに合わせて、青ベースでフェード感のあるヴィンテージシャツをインナーに着込んだ望月さんのコーディネート。

「パンツは太めを選びジャケットの細畝コーデュロイとのコントラストでバランスを取っています。そうすることで足元に目がいくスタイリングを心掛けました。全体の配色も重たくなり過ぎないように大物はモノトーンでまとめました」

スーパー エー マーケットランド オブ トゥモロー」バイヤー・田辺雄一郎さん|着用アイテム:フラテッリ ジャコメッティ

エキゾチックレザーなど強い特徴を持った良質な革選びに定評のあるジャコメッティ。こちらはリザードやクロコではないものの、銀面スウェードをローデングリーンカラーでまとめた個性的な一足。

「この色の名称にあやかって、チロル地方の伝統的なスタイルが落とし込まれたベストをセレクト。さらにベルボトムで少しヒッピー的なテイストも取り入れて、スタイルに幅を持たせました」

「ラコタ」プレス・吉川雅也さん|着用アイテム:オールデン

「焦げ茶に近い深いグリーンだからその感覚で合わせています」という吉川さん。アメカジを基本にしたカジュアルスタイルで、デニムジャケットとブラックシャンブレーシャツ、白のワークパンツに合わせ、独特な色を引き立てている。

「アメカジテイストとの相性は抜群にいいので、普段履きしやすいですね。あとはこの色味を活かしたくて、一番映える白のパンツを選びました」

ジーエイチバス トウキョウ」店長・鈴木孝延さん|着用アイテム:ジーエイチバス

「深いグリーンとガラスレザーの独特な光沢が存在感あるので、洋服はベーシックなスタイルを選びました」という鈴木さんは、チノパンとデニムジャケットというアメカジスタイルをベースに、いまの若者らしいサイズ感をバランス良く取り入れたコーディネイトで登場。

ベーシックを極めるローファーの変化球カラーを、同じくベーシックなアメカジの現代スタイルでうまく対応している。

※情報は取材当時のものです。

(出典/「2nd 202211月号 Vol.188」)

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