【今行くべき町中華】表参道住民に夏の訪れを告げる「ふーみん」の五目冷やしそば(表参道)

「町中華」。言葉の響きを聞くだけで、なんだか嬉しくなってしまう。店に入った瞬間、鼻から入って、脳を通って、耳から抜けていく、油の香り。厨房から聞こえる、ジュワッという最高の効果音。ああ……この気持ちを満たすために、訪れたい厳選店舗をピックアップ。ファッションエリアで長く愛される名店「ふーみん」に迫る。

青山でこの冷やし中華を食べると本格的な夏の始まりを感じる。

青山通りから骨董通りに入って 左手にある小原流会館。この地下へと降りると目の前にあるのが『中華風家庭料理 ふーみん』だ。 土地柄、芸能人やメディア関係者が足繁く通うこの店。創業51年目、青山に移転してから36年。長い間、地元の住民にもこよなく愛されている。

お客のリクエストに応えて誕生し、いまなお愛され続ける『納豆ごはん』 1500円。ランチは250円引き

その証なのか、緊急事態宣言が明けると、馴染みのお客が名物メニューを求めて、こぞって押し寄せたという。 では店がどれほどお客に愛されているか? は、メニューの成り立ちからも分かる。例えば『納豆ごはん』。このメニューは、「納豆と肉を炒めたらおいしいらしいよ」 と言ったお客の声から生まれたもの。

白米の上にレタスをのせて、炒めた納豆に揚げたワンタン、仕上げに生姜を削って散らす。食べ応えがあって爽やかな味わいを感じる。そんなメニューがひとつやふたつでないのが、この店の魅力だ。

GW頃から提供開始される季節メニューで醤油だれと胡麻だれが選べる『五目冷やしそば』1650円。ランチは150円引き。茹で上がった麺をさっと締めて、ザルの中に麺と氷を一緒にしないのがポイント

そして夏、おすすめなのが『五目冷やしそば』だ。GWごろから開始する季節限定メニュー。冷水で締めた細麺にのっているのは、キュウリ、焼豚、鶏肉、もやし、わかめ、トマトにゆで卵。五目といいながら、7種の具材がトッピングされている。

中でも、もやしの食感がよい。醤油だれと胡麻だれをどちらか選んですすれば、口の中いっぱいに夏を感じることができる。開業当時から訪れるお客さんは少なくない。ハイブランドが立ち並ぶ街・表参道の“家庭料理“がここにある。

夏野菜の鮮やかさとスパイシーな味が絶品『牛ハラミと彩り野菜の黒こしょう炒め』2350円

【SHOP DATA】
中華風家庭料理 ふーみん
東京都港区南青山5丁目7-17 小原流会館 B1F
TEL03-3498-4466
営業/11:30 ~ 16:00(L.O.15:30)、 18:00 ~ 21:30(L.O.21:00)
休み/日曜祝日、第1月曜定休

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

関連する記事

Pick Up おすすめ記事

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

バガブージャケット、40年目の原点回帰。現代に蘇った名作ジャケットの魅力とは?

  • 2026.10.20

1986年に誕生した〈コロンビア〉の名作「バガブージャケット」が、今年で40周年を迎えた。その機能とデザインは、フィールドだけでなく街へも広がっていった。40周年となる2026年、その原点を振り返りながら、現代に蘇った[バガブージャケット]を見ていこう。 Bugaboo II 1986 Interc...

今季の「Lee」はブランケット付きジャケットに注目せよ!

  • 2026.10.19

シグニチャーモデル「101」が101周年を迎えるなど、アメカジ好きに多くの話題を提供してくれるLee。そんなアメリカンデニムを代表する同ブランドの注目の新作は、ブランケットを携えたワークジャケットだ。普遍的なデザインと保温性に優れるという機能を備えるこの秋冬の相棒となる逸品を紹介する。 Leeのシグ...

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

毎日のそばに、エル・エル・ビーン。秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツ

  • 2026.10.16

毎日の服に、特別な理由はいらない。気兼ねなく着られて、どんな装いにも自然となじむ。そんな日々のワードローブを支えてくれるのが、エル・エル・ビーンだ。今回は秋の定番、フィールド・コートとフランネル・シャツを着て街へ出た。 100年を超えて今日もいつもの日常着 朝、玄関を出るときに手が伸びて、休日にもつ...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...