今こそ、デニムに力を! フレアデニムとヒッピームーブメント|EDWIN

1970年代のアメリカ。ベトナム戦争への反対運動、若者たの自然回帰やヒッピームーブメント、サイケデリックなアートや音楽、石油ショックによる世界同時不況……。「混沌」と「狂乱」が入り交じる時代として、これまではおとぎ話のように語られてきた。しかし、我々が生きる現代をみてみると、どこか似たようなものを感じてならない……。

70年代のエネルギーをデニムを通して現代に注入。

昨年、創業60周年という節目を迎えたエドウインは、新たな一歩として︑いまいちど70年代のジーンズを見直し、その有り余るエネルギーをジーンズを介して現代に受け継ぐプロジェクトを始動。「今こそ、デニムに力を」。エドウインは極東の島国から愛と平和を叫ぶ。

第1回となる今回取り上げるテーマは「フレアジーンズ」。ベルボトムやパンタロンと呼ばれて、 70年代に大流行した”ラッパジーンズ〟は、ヒッピーファッションと相まって、いつしか愛と平和の象徴となった。本誌古着連載を担当でもおなじみのスタイリスト原田学さんは70年代のファッションや、当時のエドウインのプロダクツについてこう語る。

「1970年代はヒッピー、サーフ、バイク、アウトドアなど、様々なカルチャーが派生し、ファッションとして一気に広がりをみせた稀有な時代。単純にデザインや色使いが派手で面白いものが多いです。それだけ、作る人も着る人もエネルギーに溢れていたのだと思います。日本もアメリカのトレンドに全く遅れをとっていなくて、とくにエドウインは当時から様々なフレアジーンズを作っていましたし、今見ても素晴らしいデザインがあります。とくに70年代初期にヒットを飛ばした、ベイカーポケットの付くフレアジーンズは傑作。70年代リバイバルが著しい今なら、あえて紺ブレなど、いつものトラッドスタイルに合わせるだけでも新鮮だと思います」

スタイリスト・原田学さん|1972 年生まれ。本誌古着連載を創刊当初より担当するヴィンテージマスター。昨年発売されたエドウイン60 周年の記念本では、アーカイブを整理するなど、エドウインのプロダクツに関してもかなりの知見を持っている

70年代ラッパシルエットが自由の象徴だった[BAKER FLARE]を、2022年は紺ブレと合わせてフレンチシック風味に。

【Back to ’70s】

【STYLE SAMPLE 2022】

70 年代のアーカイブよりDNAを抽出した新作。シルエットは腰回りに余裕をもたせ、緩やかにフレアする現代的な解釈で再構築。ベイカーパンツのようなポケットデザインとセンターに堂々と走る縫い合わせがデザインとなる。ハードなウォッシュ加工を施したブルーとブラックを展開。2万4200円

【問い合わせ】
エドウイン・カスタマーサービス 
TEL 0120-008-503

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本最大級のアメカジショッピングイベント「稲フェス」史上初の福岡開催! 限定Tシャツ付プレミアムチケットも登場

  • 2026.05.22

雑誌『Lightning(ライトニング)』が主催し、読者が集う国内最大級のアメカジショッピングイベント「稲妻フェスティバル」。通称「稲フェス」。2026年ついに福岡へ初上陸! 8月9日(日)にマリンメッセ福岡B館で開催される。 いつものお台場開催の稲フェスでは出店しないブランドやセレクトショップが多...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

日本最大級のアメカジショッピングイベント「稲フェス」史上初の福岡開催! 限定Tシャツ付プレミアムチケットも登場

  • 2026.05.22

雑誌『Lightning(ライトニング)』が主催し、読者が集う国内最大級のアメカジショッピングイベント「稲妻フェスティバル」。通称「稲フェス」。2026年ついに福岡へ初上陸! 8月9日(日)にマリンメッセ福岡B館で開催される。 いつものお台場開催の稲フェスでは出店しないブランドやセレクトショップが多...

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...