パープルを主軸とした夏のフレンチアイビー。
アナトミカ青山の名物スタッフである大橋さんは、その個性的なスタイリングにもファンが多い。そのサマートラッドスタイルも実に個性が光っていた。
「今回はパープルをテーマにスタイリングを組みました。僕の中でサマースタイルと言えば、フランスのコート・ダジュール。バカンスに着ている人たちのスタイルが本当にかっこいいんです。そんなテイストと東海岸のトラッドスタイルをうまく融合させるのが理想。男らしさと海の匂いがするUSネイビーのエッセンスも取り入れています」
- アナトミカのジャケット17 万6000円(アナトミカ青山店☎070-1640-8911)、アナトミカのデニムパンツ、ニットポロ、オールデン×アナトミカのシューズ、USネイビーのハット(すべて私物)
「アナトミカ青山店」大橋 智さんのサマートラッドな愛用品。
1.アナトミカのアンダーウエア
高密度に打ち込まれたシャツ生地を使ったトランクスは、夏のルームウエアとして最適。「フレンチカットのアンダーウエアはルームウエアとしても優秀です」1万9250円(アナトミカ青山店)
2.ヴィンテージのラガーシャツ
ネイビーが色褪せてパープルのような風合いになったラガーシャツ。胸のワッペンからスクールものだと推測。「ディテール的に戦前のヴィンテージかと思います。この色褪せた感じが夏に合う」
3.Vintageのパッチワークショーツ
ラルフローレンの名作だが、実際に探してみるとなかなか好配色のパッチワークが見つからない。「これもパープルベースのパッチワークをかなり探しました。これぞ夏のアメトラアイテムです」
4.アナトミカのジャケット
上品なリネンの生地を使った、旧い時代の英国のポロ競技用のスポーツジャケットがモチーフの一着。「夏場でも涼しく着られる素材で、1 枚持っておくと便利」17 万6000 円(アナトミカ青山店)
◆
夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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