洒落者のサマートラッド術。「ボンビュー」大島拓身さんは“個性的レイヤード”で決める!

王道のマドラスチェックを取り入れるアイビー巧者、セットアップのシアサッカーで軽やかさを演出するウェルドレッサー、レイヤードしづらい分、巧みに小物を取り入れる洒落者など三者三様のサマートラッドな着こなしから、そのノウハウを盗むべし! 今回は、「ボンビュー」の大島拓身さんのコーディネイトをチェック!!

マドラスチェックを重ねた個性的なレイヤード。

「ボンビュー」大島拓身|79 年生まれ。大手セレクトショップでVMDなどを 経て、現在はヴィンテージショップ『ボンビュー』 を手掛けている。業界屈指のインフルエンサーだ

ユーチューバーとしても活躍するウェルドレッサーである大島さん。定番アイテムを使い、ベーシックなサイズ感でもしっかりと個性的に仕上げるセンスや着こなしは多方面から支持を得ている。そんな大島さんのサマートラッドスタイルとは?

「Tシャツをほとんど着ることはなく、真夏でもできる限り、長袖を着ています。ただ暑苦しい印象を与えたくないので、マドラスチェックやリネンなどの素材で清涼感を出すのが自分のサマートラッドの解釈ですね。あとはレイヤードを楽しむのも大事です」

  • ジャケット、ベスト/ラルフローレン、シャツ/ギットマンブラザーズ、パンツ/リーバイス、タイ/ジョンコンフォート、シューズ/ランコート
なんと言っても見どころはチェック同士のレイヤード術。あえてストライプシャツを合わせたのもお見事。ここが無地だと逆に浮いてしまうので、これが正解なのだ
足元は春夏の定番であるモカシンのボートシューズをチョイス。間隔の広いリブソックスは、インターナショナルビームスのオリジナル。複数色所有しているそう

「ボンビュー」大島拓身さんのサマートラッドな愛用品。

1.ビームスFのタイ

夏場でもサマートラッドに欠かせないタイは素材感が大切。「タイもしっかりと季節感を出したいのでリネンを愛用。チェックの大きさとカラーリングが気に入っています。軽さが出て◎」

2.ベルナールザンスのスラックス

ビームスFで開催されたオーダー会にて、ファブリックを特別オーダーした代物。「定番のスラックスに、ブラック×オリーブのシアサッカーで頼みました。暗めのトーンでも清涼感があります」

3.アイクベーハーのBDシャツ

定番のBDシャツは、あえてプルオーバー仕様を狙う。カラーリングと生地感も夏にぴったりだ。「年代は不明ですが、優しいカラーリングとコットン生地が購入の決め手でした」

4.ラコステのポロシャツ

T シャツを着ないため、その代役として活躍するのがポロシャツ。「フランス製のラコステを多く所有しています。柔らかな生地感が好みですし、多くのカラバリがあるので探すのも楽しいです」

◆

夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。

(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...