深くて広い革靴の世界は探求するほどに面白い!
革靴への興味は早くからありましたが、のめり込んだのはやはりバイヤーのアシスタントを担当し始めてから。リペアの方法、革の違い、様々な製法、木型により個性が異なるなどなど。もう知れば知るほど面白いですよね。
1足を作るために約190もの工程をかけるジョンロブも含め欲しいモデルは多々ありますが、唯一の悩みは若い頃に野球一筋だったこともあり足が大きめ。なので、フィットするのはオールデンとジェイエムウエストンぐらい。ただ、オールデンのプレーントゥは着こなしの幅が広くデニムのセットアップにもハマるので重宝しています。
【付き合いの長い一足】オールデン
10代の頃に古着屋でバイトをしていて幸運にもNYへ行く機会に恵まれました。これはその時に購入したもの。13年の付き合いで、アメトラ好きの自分を象徴するモデルです。
【思い出深い一足】ジェイエムウエストン
入社してからの最初の2年間は販売スタッフとして店頭に立っていました。その接客に活かそうと購入したのが310。経験する、しないでは伝えられる内容も変わってきますね。
【肝心な時に履く一足】ジェイエムウエストン
ストレートチップの300は親友の結婚式に合わせて買いました。当時、僕の周りでは結婚ラッシュでかなり重宝しましたね。今でも、大切なお客様を迎える際に活躍しています。
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断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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