今回のクルマのオーナーはこの方! フォトグラファー/加藤史人さん
10年探してほぼ皆無だった前期徐々にフルノーマルに戻しながら愉しむ。
10年乗ったシトロエンZX ブレークを致命的な故障でやむなく降
り、10年探しても見つからなかったこのAX14TRS に出会えたと
いう加藤さん。とくに前期となると1989年に日本に輸入され、そ
の1年後にインジェクションに変わるため、圧倒的に個体数が少な
いのだとか。
「スポーティなGTやGTiは見るんですけど、TRSは見ないですね。このクルマは、’80年代のシトロエンX シリーズのフォルムを全部詰め込んでコンパクトにした感じ、かつ可愛すぎなくて渋い! 約2年半、コツコツとフルノーマルに戻してきたんですけど、軽く購入価格を超えています(笑)。でもメカニックが言っていましたけど、この年代のクルマをまともに乗れるようにするには、それくらいお金掛けなきゃって。30年も経っていれば、3周り目の大きな故障が来るのは、目に見えていますからね。もちろんこれからも大切に乗り続けていくつもりですよ」
89年式CITROEN AX14TRS のディテールを拝見!
お気に入りのデザインのひとつであるハーフスカートと純正ホイールカバー。
オーディオ枠のスペースにタバコを収納している動画を観て、自身もタバコを置くように。やはり仏車にはフランスのタバコがよく似合う。
小さくシトロエンのブランドロゴが入れられた前期の特徴的なハンドルデザイン。
座り心地に定評のあるシートはこの年代でも健在。
(出典/「2nd 2022年5月号 Vol.182」)
Photo/Masahiko Watanabe Text/Tamaki Itakura
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