馴染むまでが試練?フランス靴の名門ジェイエムウエストンにハマる理由。

  • 2021.10.26 2020.10.16
  •              

クタクタになるまで履かれたビジネスシューズに、まばゆい光沢を放つほどに磨きこまれた週末専用……革靴との付き合い方はひとそれぞれだが、ただひとついえることは、履き続けた時間の分だけ、そのシワと味わいは深みを増す。そして、世界で一足の表情となって現れてくる。

そんな自分だけの相棒を手に入れたなら、自慢したくなるのが人の常。そこでフランス靴の名門ジェイエムウエストンにすっかりハマってしまった「フリークス ストア」「F LABO」ディレクター・落合輝さんに、出会いからその魅力まで語っていただいた。

ジェイエムウエストンを代表する[641ゴルフ]は大人の靴だった。

ジェイエムウエストンは前身でもあるブランシャール社の設立から数えて今年で127周年、いまやフランス靴の代表格ともなった名門ジェイエムウエストン。[180シグネチャー ローファー]や、[598スプリットトゥ クラシックダービー]といった数多の銘作を輩出してきた。

中でも1960年代にその名の通りゴルフ用モデルとして発表された[641ゴルフ]は、あまりに優れた堅牢性から後に記事を足で稼ぐ新聞記者たちに愛されることとなり、ジャーナリストシューズの異名も持つ。「我々アメカジ世代にとってはウエストンの象徴だったのと同時に、大人な一足でもありました」と落合さんは語る。

フリークス ストア F LABO/ディレクター・落合輝さん|20年のベテラン。長年PR・販売促進を統括し、現在は新事業「F LABO」のディレクターとして活躍中

「いずれはトライしてみたい靴でしたが、若い頃は履きこなせる感じがあまりなく、大人になるにつれてその魅力が増すようになった靴のひとつですね。5年ほど前に生涯初となるゴルフを手に入れたのですが、噂に聞いていた通り最初はとにかく痛いんですよ(笑)。結局、馴染むまでに3カ月ほどの時間を費やし、もしかすると自分には合わ
ないのかもと、途中諦めかけたりもしたのですが、慣れてくるとそのあまりに秀逸なフィッティングに驚きました。以来、ブラウンを友人と物々交換で、パリの旗艦店でネイビーをそれぞれ手に入れ、現在は数足を愛用するまでハマってしまいました」

とはいえ、「もともとアメリカの文化やファッションが好きでしたし、ウエストンも特にフランス靴として意識していたワケではない」という。

「ゴルフに限らずウエストンの魅力をひと言で表すなら“丈夫で品がある”。さらにとにかく美しい(笑)。僕の中では揺るがない美しさというか、一生付き合っていけるタイプの美しさが存在していて。例えるなら、メルセデスベンツ[W124]の前期型みたいな印象。ああいった普遍かつ独自の機能美があると思うんですね。つまりはファッションし過ぎず、道具としての機能美と質実剛健さを程良く残している。

それはアメリカのオールデンなどにも言えることなのですが、かしこまったシーンのみで映える非日常的な美しさではなく、毎日の生活の中で使い倒してこそ映える美しさだと思うんです。ですから、僕の中でのゴルフはフランス靴というより“あくまでワークブーツの延長線上にある上品な靴”。いまにして振り返ると、おそらく価格帯に関係なく、20代の自分には到底履きこなせなかったでしょうね」

合わないパンツはない、それがゴルフ。

数年前からその魅力に取り憑かれ、現在でも「使用頻度が高い」と語るブラック。加えて、レザーソールに張り替えた定番カラーのブラウンと、パリのフラッグシップストアで手に入れたネイビーを所有

フレンチトラッドというカテゴライズをも無意味にするほど、もはやプロダクト自身のキャラクターがしっかりと立った存在感。その出自こそ上流階級たちの優雅なフィールドスポーツにあるとはいえ、確かにゴルフが湛えるシンプルかつ上品な趣きは、良い意味でシーンを選ぶことのない優れた汎用性を思わせる。その実、「合わないパンツはないと思う」と、落合さんも太鼓判を押した。

「ドレス由来のスラックスはもちろん、例えばリーバイスの501や519、USアーミーのトラウザーやBDUなど、なぜかアメリカものとの相性も良いんです。さらにこのモデルを合わせると全体が締まるというか、基本はワークブーツの延長線上にあるとはいえ、品良く大人っぽくまとまります。

僕は若い頃からアマノジャクで、機能的で質実剛健なものとトレンドも含め意外性のあるものを合わせることを好む傾向にあります。近年、個人的主力に急浮上したゴルフにも、そんな普遍性や一生付き合っていけそうな何かを感じているのかもしれませんね」

▼ジェイエムウエストンをもっと詳しく知りたい方はこちら!

J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)の定番からレアものまで人気革靴15選。|名靴カタログ

J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)の定番からレアものまで人気革靴15選。|名靴カタログ

2020年05月22日

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

モヒカン小川

Lightning

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ADちゃん

Lightning

ストリート&ミリタリー系編集者

ADちゃん

めぐミルク

Lightning

手仕事大好きDIY女子

めぐミルク

イスカンダル功

Lightning

街乗り車輪系

イスカンダル功

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

20代断然革靴派

パピー高野

内藤真依子

CLUTCH Magazine

フォトグラファー

内藤真依子

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

佐々木浩也

PREPPY, Men's PREPPY

美容男子応援団長

佐々木浩也

ARIKI

PREPPY

ヘア&ビューティジャーナリスト

ARIKI

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

杉村 貴行

Dig-it

商品開発ディレクター

杉村 貴行

サカサモト

Lightning

アメカジ系動画ディレクター

サカサモト

Lightning 編集部

Lightning

アメリカンカルチャーマガジン

Lightning 編集部

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

PREPPY 編集部

PREPPY

美容のプロのための業界誌

PREPPY 編集部

Men's PREPPY 編集部

Men's PREPPY

プロ向けメンズビューティ誌

Men's PREPPY 編集部

ThunderVolt 編集部

ThunderVolt

デジタル系WEBメディア

ThunderVolt 編集部

Dig-it編集部

Dig-it

ライフスタイル提案メディア

Dig-it編集部

こだわりのある暮らしを追求するライフスタイルマガジン

休日のカジュアルスタイルを提案し、語れる洋服を集めたファッション誌

豊富な海外記事を盛り込んだ世界基準のスタイルカルチャー誌

手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信する季刊雑誌

美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド情報メディア

男性のヘア、スキンへの美意識に応える理美容師向けメディア

ガジェットやウェブサービスなどの最新情報をお届けするWEBメディア

アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディア