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「アルフレッド・サージェント」とは?
1889年に英国ノーザンプトンにて創業。現在もノーザンプトンに工場を持ち、ファミリービジネスとして代々引き継がれてきた伝統と技術は現在4代目まで続いている。メイド・イン・イングランドで、かつグッドイヤー製法とステータスも申し分ない。
「人が手にしやすい価格で最高品質の靴を」という理念の下、英国靴の入門に最適なブランドのひとつに数えられている。工房ではクオリティの高い手仕事が行われ、機械化の波を受け入れながらも丁寧にプロダクトが製作される。
一流ブランドからの依頼も多く、「裏方」としてもその名を世界に轟かせてており、日本からも多くのセレクトショップが別注をかけている。また、時代に合ったフレキシブルな感性を自社ブランドの靴へと反映させており、紳士にふさわしいクラシックな英国靴を作れば、トレンドのファッションに合わせて履けるモダンな靴も作り上げる懐の広さを持っているのも同社ならでは。
現在はロンドンのジャーミンストリートにフラッグシップショップを構え、昨年にはパリにも専門店がオープンするなど、その影響力や発信力は、さらなる飛躍を感じさせる。老舗でありながらもこれからの動向に注目の高まるブランドである。
【1】Herrick(ヘリック)
定番的な人気を誇るセミブローグは、エレガントなラスト「AS24」を採用し、ソールはシームレスな仕上げを求めてヒドゥンチャネルステッチが施される。上品な雰囲気の漂うパーフォレーションや型紙のバランスの良さなどが、特に際立つデザインとなっている。
【2】Armfield(アームフィールド)
ストレートチップも、ブランドの人気モデル。革質や底材、製法すべてにおいて妥協のない完成度を誇る。ラストもほど良くラウンドしており、カジュアルのハズシとして活躍するだろう。
【3】Walter(ウォルター)
英国靴らしいフルブローグは細身のラストを使用。木型と相性の良い型紙を何度も作り直しながら完成させたモデルとして知られる。装飾的なデザインをすっきりと見せている点に高い技術力が現れる。
【4】Darcy(ダーシー)
近年、再注目のダブルモンクは、ドレスシューズらしい整ったラストを採用している。ハの字に開いたベルト部分やほどよい大きさをもつキャップなど、各部のバランス感覚にセンスを感じる一足だ。
【5】Horaceio(ホレイシオ)
内羽根のスッキリしたシルエットのプレーントゥは、木型の良さが伝わる傑作シューズ。キャップトゥよりもエレガントな印象を与えるため、ドレスな着こなしやパーティでの着用にもぴったり。
【6】Hugh(ヒュー)
カーフネイビーをアッパーに使用した遊びの効いたタッセルローファー。モカ縫いを省くことで、エレガントなタッセルに目が留まるデザインに。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
【問い合わせ】
GMT
☎ 03-5453-0033
https://www.alfredsargent.co.uk/
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